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ツバメが好む家の特徴6個!ツバメが来る家は縁起がいい?

初夏になると、ツバメが飛び交い軒下に巣を作って子育てをする光景をよく見かけます。ツバメに対して、縁起のいい鳥というイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、自宅にツバメの巣ができると、糞害などで困ることも少なくありません。

今回は、ツバメが好む家の特徴を紹介するとともに、巣を作らせない方法も解説します。

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ツバメの生態


ツバメは、日本を含む北半球の広いエリアに生息しています。日本では、屋久島より北側全体で繁殖し、馴染みの深い鳥です。繁殖期になると、オスの特徴的な鳴き声を耳にすることが多いでしょう。

日本で繁殖するツバメの多くは、台湾やフィリピン、マレー半島、インドネシア、ベトナムといった暖かいエリアで越冬します。中には、日本で越冬するツバメもあり、「越冬ツバメ」と呼ばれることがあります。

繁殖期のツバメの多くは、人工物に造巣を作る傾向にあり、軒先もその1つです。雛鳥が巣立つ夏の終わりには、親鳥は越冬のために飛び立つ準備をします。

ツバメは、小さな体からは想像できないほどの大食いです。一羽のツバメが1日で食べる昆虫の数は数百にも上るといわれており、子育ての時期はさらに多くなります。そのため、古来より害虫を食べてくれる益鳥として重宝されてきました。

ツバメが好む家の特徴6個

1. 人の出入りが多い家

人が頻繁に出入りしている家は、ツバメの天敵でもある蛇やカラスが寄りつきにくいといった特徴があります。そのため、ツバメは、天敵から自分の雛を守るために、家族が多い家や来客が多い家を好むと言われています。

人の気配がない家には、蛇やカラスなどの天敵が住み着いている可能性があり、天敵が近くにいると、せっかく育てている雛を狙われるので避けます。

2. 風がよく通る家

ツバメが卵を産み育てるのは、春先から夏にかけての湿気の多い時期です。特に、梅雨の時期は、雨や湿度が高くなり、巣の内部も湿気がこもってしまいます。

そのため、ツバメは、できるだけ風がよく通る場所に巣を作るのが特徴です。雛が、健康的に育つことを考えて、風通しのいい家に巣を作ります。軒先や倉庫など、よく風が入る家はツバメに好まれるでしょう。

3. 壁に凹凸がある家

ツバメの巣作りは、泥と藁に唾液を混ぜたものを壁に貼り付けながら行います。あまりにもツルツルした壁面だと、泥がくっつきにくく上手く巣が作れません。せっかく作ったのに、途中で落ちてしまえば、雛の命に影響します。

そのため、泥を固定しやすい凹凸面のある家を好む傾向にあります。また、木造の家も、泥が付着しやすいので、ツバメが巣を作る傾向が高いでしょう。

4. 人通りが多い道路に面している家

人の出入りが多い家と同様に、交通量や人通りが多い道路に面している家も、ツバメの天敵が少ない場所です。特に、蛇やカラスは、人がいない時を狙って、ツバメの雛を襲います。

そのため、昼夜問わず人が往来しているようなエリアであれば、天敵に襲われるリスクを避けられます。家に限らず、駅の入り口などに巣作りをするのも同じ理由です。

5. 日差しが強すぎない家

ツバメが、産卵して子育てをする時期は、一年の中でも気温が上がるシーズンです。特に、夏に入ると日中の日差しは痛いほどでしょう。これは、ツバメにとっても同じで、特に雛は強い日差しに当たると、体力を奪われて死んでしまいます。

そのため、ツバメは、できるだけ日差しが当たらないような軒先や倉庫の出入り口などを選んで巣を作ることが多いのです。

6. 雨が吹き込まない家

ツバメの雛は、日差しによる体力消耗だけではなく、雨による体温低下にも弱いです。ツバメの子育ては梅雨時期にも行われるため、土砂降りに見舞われる可能性も少なくありません。

また、ツバメの巣は泥で作られており、あまりにも濡れてしまえばすぐに壊れます。こうしたリスクを避けるために、ツバメは雨が吹き込まない場所を好んで巣を作ります。

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ツバメが来る家は縁起がいい?縁起悪い?

ツバメの巣作りからもわかるように、ツバメが来る家は人の出入りが多い場所です。また、湿気が少なく風通しが良いため、環境も抜群だといえるでしょう。

つまり、ツバメが来る家は、人との縁が多くあり、穏やかに暮らせる環境が整っているため、昔から縁起がいい、ツバメが巣を作る家は栄えると言われています。例えば、環境が良いため病気になる人が少なく、火事にもならないといった言い伝えがあるほどです。

さらに、ツバメが家の中に入ってきて、座敷に巣を作ると、最上級に縁起がいいとされています。特に、農家にとっては害虫を食べてくれる益鳥です。

ツバメが来ると、安心して作物が育てられ、結果的に金運をもたらしてくれると考えられています。これは、商売をしている人でも同じで、活気のある家は繁栄するという考えにつながるでしょう。

ツバメが集まる理由

ツバメを観察していると、集団で行動していることがよくあります。巣作り後も、電線に多く止まっているのを目にするケースが多いでしょう。

ツバメが集まる理由は、定かになっていませんが、一説によると天敵を避けるためだと言われています。これを、「ツバメの集団ねぐら」といい、雛が巣立った後に、それまで巣があったところから離れた場所に大勢で集まって寝るのが特徴です。

ピークになると、数万羽にも膨れ上がることもあり、その姿は圧巻でしょう。集団で集まっている間に、その後向かう越冬地までのエネルギーを蓄えます。そのため、田畑に集まり大量の虫たちを食べるのです。

ただし、子育てをしている最中は、巣の中に雛が暮らしているため、親鳥は巣の近くにねぐらを設けます。

ツバメが家の周りを飛ぶ理由は?

ツバメが家の周りを飛ぶのは、次のような理由が考えられます。

・巣が近くにある
・巣作りの場所を探している
・餌を探して飛んでいる

ツバメが巣を作る時期は、3月下旬から6月下旬あたりになるため、その時期で、巣を作りやすい場所が近くにあるのであれば、巣作りの可能性があります。

ツバメが夜だけ毎日軒下に泊まりに来る理由は?

巣がないのにツバメが毎日のようによるに軒下に泊まりに来る場合は、メスが巣にいてオスが休みに来ている可能性があります。

また、子どものツバメが一時的に来ている、実は近くに巣があるなどの可能性もあります。

ツバメの巣を作らせない方法5個

1. ガムテープを貼る

ツバメは、安定して巣を作るために、凸凹した壁面を好みます。つまり、巣を作らせないためには、凸凹をなくすことが大切です。そこで活用できるのがガムテープで、巣を作りそうな場所に貼って巣作りを防ぎます。

以前に巣を作った痕跡のある場所や、ツバメが気にして飛んできている場所に貼っておくと、効果的でしょう。

2. 蛇やカラスの人形を置く

ツバメにとっての天敵である蛇やカラスの人形を置くのも効果的です。ツバメが巣作りをする時期になったら、あらかじめ設置しておきましょう。

ツバメもいい場所を物色しているので、危険を感じる場所には入ってきません。早い段階でツバメの気持ちをそらすことが大切です。

3. 光るものを吊るす

アルミホイルのような光を反射するアイテムも、ツバメが苦手としています。例えば、巣を作りそうな場所にアルミホイルを貼ったり、短冊状に切ったアルミホイルを吊したりするのも効果的です。

場所によって設置方法を変えるとより良いでしょう。コストもかからないので便利な手段です。

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4. 紐を吊るす

ツバメは、ホバリングをしながら巣作りに向いている場所を探します。そのため、紐がたくさん吊るされている場所は、飛行しにくく、巣作りには向いていないと判断するでしょう。

巣作りが始まった段階でも、遅くはないので紐を吊るしてみましょう。近寄れなくなるため、別の場所に移動する可能性が高まります。

5. ビニールシートを貼る

ツバメが巣を作りにくいツルツルしているものといえば、ビニールシートもおすすめです。巣を作りそうな場所に、ビニールシートを貼り付けておきましょう。

この時、上部だけを貼り付けてヒラヒラさせるのがポイントです。ツバメは、揺れる物体に対しても恐れる傾向があります。

まとめ

ツバメは、昔から縁起がいいと言われていますが、いざ自宅に巣を作られると糞害などに困るケースが多いでしょう。作られてしまった巣を壊すのは忍びないですが、事前に対策しておけば、穏便にツバメと共存できます。

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TRUSTCORP

株式会社TRUSTCORPは、遺品整理・特殊清掃・不用品回収・ハウスクリーニング・樹木伐採などで長年の実績があります。サービス提供地域は、関西地方・中国地方・四国地方。遺品整理士、事件現場特殊清掃士などのプロが揃っています。

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