主婦は、育児に追われながら仕事をしていることも多く、つい掃除や洗濯などの家事を後回しにしてしまうこともあります。片付けをしようと思いながらも、ものが溢れた部屋にため息をつくことも少なくありません。
今回は、こうした片付けられない汚部屋主婦の特徴や汚部屋からの脱出方法などを解説します。
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汚部屋主婦の特徴15個
(1)衝動買いをしがち
(2)所持品が多い
(3)片付けが得意ではない
(4)処分ができない
(5)床にものを置く
(6)探し物が多い
(7)面倒くさがり
(8)便利グッズが好き
(9)時間がない
(10)寂しがり
(11)ストレスを抱えている
(12)カバンの中身が多い
(13)身なりが整っていない
(14)多趣味
(15)言い訳が多い
このように、汚部屋主婦の特徴は、性格から普段の行動まで多岐に渡ります。
性格面から見ていくと、寂しがりやストレスを抱えている主婦は要注意です。精神が不安定になると、掃除や洗濯をする気力がなくなり汚部屋になる可能性が高いでしょう。
また、面倒くさがりで言い訳が多い人も問題です。仕事が忙しいから、疲れているからといった理由をつけては、掃除を後回しにする傾向があります。
続いて、普段の行動も見ていきましょう。家に帰ってすぐに服を脱ぎ捨てたり、カバンを床に放置するようなタイプの人は、汚部屋になりがちです。手に持っていたものをあちこちに放置し、どこに何があるかわからなくなるでしょう。
多趣味な人は、一見するとポジティブで明るい印象を持ちますが、気持ちが散漫になりがちな人が多く、ものも増えるので汚部屋になる可能性が否めません。
そのほか、身なりにも部屋の汚さは現れます。爪が伸びて汚い人や髪がボサボサしている人は、部屋も汚い傾向が高いです。
汚部屋のビフォーアフター写真事例
汚部屋主婦の心理と原因5個
1. ワンオペで育児をこなしている
汚部屋の主婦は、核家族で生活しているパターンが多く、育児がワンオペになりがちです。夫の仕事も遅く、自分も仕事をしている場合は、育児と家事との両立が取りづらくなるでしょう。
最初のうちは、核家族だから仕方ないと腹をくくって頑張っていても、だんだんとストレスが溜まるものです。ストレス過多になれば、掃除や洗濯に注ぐ気力を失う可能性も否めません。
2. ものを捨てるのに罪悪感がある
捨てられない人の多くは、捨てることに対して罪悪感を抱えています。捨てたいと思っていても、まだ使える状態を見たり思い出があったりすると、つい大切にしまいこんでしまうでしょう。
特に、もうサイズが合わなくなった子供服や学校から持って帰った制作物などは、なかなか捨てられなくてどんどん溜まっていく傾向にあります。
また、自分の服や化粧品も、今の好みとは異なるにも関わらず、まだ使えるからと残している人も多いでしょう。
3. 心が満たされていない
仕事や家庭の悩みに苛まれている人は、心が満たされていない状態です。そのため、買い物やものを溜め込むことで心の隙間を埋めようとします。本当は必要ないものでも、手元にあるだけで安心感を得るためです。
また、掃除や洗濯をする余裕もないため、結果的に汚部屋になってしまうのは否めません。こうした状態にある人は、まず心のケアをしていく必要があるでしょう。
4. 片付け方がわからない
掃除や洗濯をしたいと思いながら、何から手をつけたらいいかわからない人も少なくありません。段取りを立てるのが苦手だったり、イメージすることが苦手な人に多い心理です。
掃除を始めても、段取りが悪いため結局散らかったり、時間がなくなったりしてそのままにしてしまうケースも考えられます。そのため、気持ちだけが先走り、いつまでも汚部屋のままという状態になるでしょう。
5. 精神的な問題を抱えている
精神的な問題を抱えていて掃除ができていないこともあります。この場合、部屋を掃除するだけでなく、医療機関のケアも必要です。
部屋がきれいになることで、衛生面が改善されたり、気分が良くなったりして改善は見られるかもしれませんが、その他のアプローチもしたほうがいいでしょう。
片付けられない汚部屋主婦が自力で脱出するには?
どうしても片付けが苦手だという汚部屋主婦は、まず意識を変える必要があります。脱出するために大切なのは現状を知ることです。
SNSなどを活用しながら、きれいな部屋で暮らしている人の情報を見てみましょう。すると、いかに自分が汚部屋に暮らしているかがわかります。
とはいえ、初めから汚部屋だったという人はいません。いつの間にか物が集まり、汚部屋に仕上がってしまうのです。
なぜ、自分の家が汚部屋になったのかという原因を確認するのも欠かせません。ストレスがないか、必要のないものを買い込んでいないかを客観的に見るようにしましょう。
こうして、現実を知り原因を把握できれば、汚部屋から脱出する下準備が完了です。その上で、具体的な行動をとるようにしましょう。
汚部屋主婦の脱出方法
自分が汚部屋主婦であると自覚したら、いよいよ片付けに入ります。
いきなり、家全体を掃除しようと思うとプレッシャーがかかるので、まずは見える範囲から進めていきましょう。例えば、使用頻度の高いキッチンやリビングから手をつけるとやりやすいです。
普段からよく使っているものは必要なものとして置いておきます。しかし、お菓子の空袋やペットボトル、何年も使っていないアイテムなどは思い切って捨てましょう。
ここで、「もったいない」という気持ちが出ることがありますが、汚部屋を脱出するためにはこうした気持ちも手放すことが大切です。
見えるところがきれいになり始めると、だんだんと掃除にも勢いがついていきます。毎日少しずつ範囲を広げながら、汚部屋の整理を進めていきましょう。
汚部屋の断捨離のコツ
汚部屋で暮らしていると、必要なものと不要なものとの見分けがつかなくなります。あまりの汚さに、何から捨てたらいいかわからない人も多いでしょう。
ポイントとなるのが、捨てるものの基準を設けることです。
例えば、衣類や化粧品であれば1年以上使っていないものは捨てましょう。いくら気に入っていたものでも、長く使っていないのであればこの先も使うことはほぼありません。
洗剤や調味料なども、汚部屋にたまりがちなアイテムです。いつか使うからとストックを多く溜めている人もいるでしょう。賞味期限が切れているものや、いつ買ったかわからないようなものは、思い切って処分することをおすすめします。
このように、基準を決めておくと、断捨離をする際にも判断がつけやすくなり、なかなか捨てられない人でも処分できるようになるでしょう。
汚部屋の掃除のコツ4個
汚部屋を断捨離したら、次は隅々まで掃除をしていかなければなりません。
1. とにかく物を減らす
「もったいない」「もしかしたら使うかも」と考えていたら、いつまでも片付けることができません。
現時点で使う予定がないものは、次々と捨てましょう。服、家具、家電などもほとんど使っていないものは捨てましょう。
汚れていたり、年数の経っているものはほとんど売れないので、もしかしたら売れるかもと思わずに、一気に片付けることが大切です。
2. 奥の部屋から掃除する
段取りよく掃除をするためには、奥の部屋から手をつけていきましょう。手前の部屋から掃除をすると、奥から出てきたゴミやホコリを再び掃除する必要があり二度手間になります。
荷物が邪魔な場合は、荷物を移動させてから掃除をしていきましょう。奥の部屋が終わったら、玄関に向かって一部屋ずつ掃除をしていきましょう。
3. 上から掃除する
床からではなく上から掃除をするのも鉄則です。背の高い家具からホコリを落とし、徐々に床の方へと降りていきます。
雑巾やほうきで上のほうから拭いていき、ほこりやちりは、床に落として掃除しましょう。
4. 定期的に掃除する
一度汚部屋を脱出したら、きれいな状態を保つために、定期的に掃除をすることが大切です。汚れがたまると面倒になり、再び汚部屋になりかねません。ウェットシートなどを常備して、気がついたら掃除をすると苦になりにくいでしょう。
片付けを怠らず、掃除しやすい環境を作るようにして、定期的な掃除が面倒にならないようにしてください。
定期的な掃除には、ロボット掃除機のレンタルもおすすめです。機械が掃除してくれるので、楽に定期的な掃除ができます。
まとめ
汚部屋は、誰でもなりうるものです。きれい好きだからといって油断していると、忙しさに負けてだんだん汚部屋になる可能性も否めません。汚部屋にならないためにも、日頃から行動を意識しながら生活するようにしましょう。
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