片付けられない女性が増えており、ゴミ屋敷にまで発展しているケースも少なくありません。どんなタイプの女性がゴミ屋敷になりやすいのか気になるところでしょう。自分の部屋もゴミ屋敷になってしまったら困りますよね。
こちらの記事では、ゴミ屋敷にしてしまいがちな女性の特徴を紹介します。
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目次
ゴミ屋敷は男性より女性が多い?一人暮らし?
特に、一人暮らしの女性に多く見られ、仕事に追われて忙しい日々の中で、自宅に手を掛ける余力がない様子が伺えます。年齢で言えば、30〜40代の独身女性が多く、キャリア的にも高い位置に来ている女性です。
配偶者や同居人がいれば、どちらかが掃除をする可能性もありますが、一人暮らしとなれば、気にする人もいないので、ついついゴミを溜めてしまいやすくなるでしょう。実家暮らしが長ければ長いほど、掃除が苦手になるケースが多く見られます。
ゴミ屋敷になる女性の特徴15個
1. 片付けが苦手
掃除や片付けに対して面倒だと考えてしまう女性はゴミ屋敷になりやすいでしょう。片付けようという気持ちはありながら、どこから手をつけたらいいかわからず、結局放ったらかしというケースが多く見られます。
2. 後回しにしがち
なんでも後回しにするタイプの女性も要注意です。洗い物や洗濯物が溜まっても、明日すればいいかという結論に達し、何日も放置してしまうでしょう。ゴミが床に落ちていても、後から拾おうといってすぐには捨てません。
3. 物が捨てられない
女性に多いのが、もったいなくて物が捨てられないタイプです。紙袋や使わないアイテムがどんどんと溜まり、気がつけばゴミ屋敷になってしまいます。いつか使うだろうと考えがちな人は要注意です。
4. 買い物依存症
ストレスを買い物で解消している人も、ゴミ屋敷になる傾向があります。必要のないものを、つい衝動で買い込んでしまい、結局使わないのでゴミになるためです。これは、買い物依存症であり、対策をする必要があります。
5. ストレスが溜まっている
買い物依存症にも通じますが、ストレスが発散できていない人もゴミ屋敷になるタイプです。普段は片付けができる人でも、ストレスが溜まると、片付けにまで意識が回りません。悩みがある人は、まずはストレスを解消することが大切です。
6. 寂しがり
孤独感が強く寂しがりな女性もゴミ屋敷になりやすいタイプです。寂しさを紛らわすために、物を貯める傾向にあります。特に、人間関係がうまくいってない場合は、満たされていないため、物に頼りがちです。
7. 多忙
とにかく仕事で忙しい女性は、ゴミを片付けることができません。看護師や介護士など医療関係の人にも多く見られますが、夜勤があったりすると、自宅に帰ったら寝るのが優先になってしまうためです。
8. 執着心が高い
物や人に対して執着してしまうタイプの人もゴミを溜めやすいでしょう。物が捨てられない人にも繋がりますが、執着してしまうあまりに、捨てられなくなり結局ゴミ屋敷になってしまいます。
9. 人に依頼するのが苦手
ゴミ屋敷であることは認識しながら、業者に依頼することができなくて、放置してしまっている人も少なくありません。また、仕事が忙しいのに、人に依頼できず、帰った時には疲れ切って掃除まで手が回らないというケースもあるでしょう。
10. 近所にうるさい人がいる
ゴミの分別方法は、地域によって異なります。例えば、引っ越したばかりの時に、分別方法を間違えてしまった場合、うるさく文句を言う人が近所に暮らしているとゴミを出すのが億劫になるでしょう。その流れで、ゴミを出すことができず、ゴミ屋敷になってしまうケースも考えられます。
11. カーテンを閉めっぱなしにしている
仕事が忙しく、家に帰るのがいつも夜になる場合、カーテンを開けられなくなります。そのまま、休みの日もカーテンを閉めっぱなしにしていると、部屋の中が閉鎖的になり、ゴミが溜まっていても気にならなくなるでしょう。エスカレートすると、ゴミ屋敷へと発展します。
12. ものの大切さがわからない人
幼い頃から、なんでも買ってもらっていた人は、ものを大切にすることが苦手です。そのため、たくさんのものを買い込んでしまい、家の中が必要のないアイテムであふれてしまいます。結果的にゴミ屋敷になってしまうケースも少なくありません。
13. 親も捨てられないタイプ
育った家がゴミ屋敷であれば、ゴミがあっても気にならない人に育ちます。綺麗な家を知らなければ、どのように掃除をしたらいいかわかりません。一人暮らしになった後も、ゴミ屋敷だと気がつかずにゴミを溜めてしまう可能性があるでしょう。
14. 精神疾患を抱えている
買い物依存症からもわかるように、なんらかの精神疾患を抱えた女性もゴミ屋敷になってしまいがちです。普段から活力がなく、掃除をするまで気力が回らないケースが多いでしょう。正常な判断がつかなくなることもあります。
15. 発達障害を抱えている
精神疾患だけではなく、発達障害を抱える人もゴミが捨てられない可能性があります。仕事はバリバリできるけど、いざ片付けとなるとどこから手をつけたらいいかわからなくなる人も多いでしょう。
このようにゴミ屋敷になってしまう女性には様々な要因があります。
要因の根拠となるデータ
先程の特徴の説明に書いたように、精神疾患を抱えている方がゴミ屋敷になってしまうことがありますが、厚生労働省のデータによると、女性の方が男性よりも割合としては精神障害になる方が多くなっています。
<精神障害者の男女別割合>
年齢 | 男性 | 女性 |
20歳以上 | 41.0% | 59.0% |
65歳以上 | 31.9% | 68.1% |
参考:内閣府
ナプキンやタンポンの放置も多い?
キレイ好きな人からすると驚くべきことですが、ゴミ屋敷の中には、ナプキンやタンポンといった生理用品を放置しているケースも少なくありません。
まさしく、女性特有のゴミであり、毎月のように訪れる生理なので、放置してしまえば溜まり続けます。
例えば、使い終わったナプキンやタンポンを袋に入れて、部屋の片隅に置いておいたり、ベッドの下に置いておくケースも少なくありません。
外では、キレイにしていても、実は家の中は生理用品で溢れかえることもあります。使用済みの生理用品は、経血が固まり悪臭を発生するため、さらにひどい状況となりがちです。また、害虫の発生源にもなるでしょう。
ゴミ屋敷の女性の心理と原因4個
1. もったいないから捨てられない
実家が貧しく、小さい頃にものを買ってもらえなかったタイプの人は、もったいないという気持ちに苛まれています。そのため、どんなものでも捨てられない傾向にあり、ゴミ屋敷になりがちです。
物が十分にあっても捨てられないため、ゴミ屋敷になっていることに気がつかないケースも少なくありません。
2. 気が大きくなりがちで必要ないものも買ってしまう
特に、外出中やお店に行った時に、気が大きくなりがちな人もゴミ屋敷に暮らしている可能性があります。他人に対して自信がなく、ものを購入することで自分を強く見せている人もいるでしょう。
しかし、自宅に帰れば、買ったものに必要性を感じず、そのまま放置してしまいがちです。さらに、見向きもしなくなり、再び外へ出ては買い物をするため、ゴミ屋敷につながります。
3. 不安や焦りが強くモノがあることで安心する
普段から不安感や焦りに追われているタイプの人は、ものがあることで精神を保つ傾向にあります。こうした気持ちが大きくなればなるほど、比例してものが増えていくでしょう。例えば、親しい人との別れを経験したばかりの人にも多く見られる傾向です。
4. 認知症などの病気がある
女性に認知症などの病気があり、片付けられないこともあります。この場合は、本人の意識次第でどうにかすることが難しいため、介護にかかわる事業者や公的機関の支援など、第三者のサポートを活用する必要があるでしょう。
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ゴミ屋敷になる女性の職業
意外とキャリアウーマンとしてバリバリ働く女性が、ゴミ屋敷になる傾向にあります。特に、看護師や医師、弁護士といった専門職に就いている人は要注意です。
そのほか、会社で役職がついているタイプの人も、仕事が忙しすぎて掃除にまで手が回りません。また、これらの職業に就いてる人は、ストレスも並外れたものです。
中でも医療関係の人は、人命に関わる仕事であり、極度なストレスに悩まされている人も少なくありません。そのため、家に帰ってからもストレスから解放されることなく、ただ泥のように眠るというケースもあります。
家事どころか、寝る以外のことをする気になれず、どんどんとゴミが溜まる一方です。一度こうした状況に陥れば、どのタイミングでゴミを捨てたらいいかを見失い、気が付いた時には手がつけられない状況になっているというケースも多くあります。
ゴミ屋敷のトイレは大便や汚物まみれのことも…
実は、ゴミ屋敷の多くは、トイレ掃除もほとんどされていないどころか、大便や汚物でまみれているケースも少なくありません。そのため、住人でありながらトイレが使えない状況すらあります。
毎日使う場所なので、なんとか使える状況に保っている人もいますが、お世辞にも衛生的とは言えません。中には、外のトイレを利用しているという人もいるほどです。極度のゴミ屋敷になると、トイレに行くのも面倒で、ペットボトルに尿を溜めているケースも見られます。
ゴミ屋敷の住人から脱出する対処法4個
1. 生活習慣を整える
普段から忙しすぎて片付ける暇がない人は、まず生活習慣を変えていくとよいでしょう。例えば、仕事にかけていた時間を減らしたり、思い切って転職する方法もあります。
一人暮らしだった場合は、友人とシェアハウスにしたり実家に戻るのも一つの方法です。とにかく、現状とは生活を変えて、生活習慣を整えていくことで、ゴミ屋敷からの脱却が図りやすくなるでしょう。
2. 精神を整える
精神疾患を抱えていたり、悩みがある人は、まず精神を整えることが先決です。専門医に診てもらったり、カウンセリングを受けたりするようにしましょう。
精神状態が落ち着いてくれば、掃除にかける余力が出てきます。無理に掃除をすると、より精神状態が崩れる可能性があるので注意しましょう。
3. 窓を開けるようにする
普段からカーテンを閉め切った状況に暮らしていると、ゴミ屋敷になりがちです。朝は必ず窓を開けて深呼吸をしてみましょう。
部屋の中に風が通り、光が入るようになると、ゴミが溜まっていることが気になり始めます。そうなれば、少しずつでもゴミを整理する気持ちが湧いてくるでしょう。ちょっとした行動ですが、ゴミ屋敷脱却に効果的です。
4. 業者に頼む
思い切って業者に片付けを依頼するのもよいでしょう。自分では片付けられなかったゴミの山が、業者の手によって綺麗になれば、心機一転暮らしやすくなります。
また、ゴミ屋敷にならないためには、使ったものは元に返す習慣をつけたり、必要以上にものを買わないように気をつけましょう。
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まとめ
ゴミ屋敷になりやすい人には特徴があります。外ではバリバリと働くキャリアウーマンが、意外と自宅では自堕落な生活をしていることも見えてきました。
忙しすぎる日々は、片付けをする気力も奪ってしまいます。何事もほどほどにすることが大切です。仕事とプライベートのバランスを整えながら暮らしていきましょう。