片付けられない人は、自身の癖や心理だけでなく、家自体にも特徴があります。どのような特徴があるかを知ると、家を綺麗にするきっかけになるでしょう。
今回は、片付けられない人の家がどのような特徴を持っているかを解説するとともに、心理や原因、綺麗にする対策についても詳しく紹介します。
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片付けられない人の家の特徴13個
※実際のゴミ屋敷の写真です。
1. モノが多い
部屋や収納スペースのサイズに対して、モノが多い家も片付けられない人が暮らす家の特徴です。しかも、そのほとんどは必要のないモノであり、積み重なった下の方にあるアイテムはほとんど使っていません。
部屋のキャパを超えるほどのモノは持たないのが片付けの鉄則です。
2. 引き出しやクローゼットが開けっ放し
片付けられない人の家では、引き出しやクローゼットなどの収納箇所が開けっ放しになっているケースが多くみられます。
つまり、何かをする度に、始末をすることなく、そのまま放置してしまう性格が家に反映されているといえるでしょう。開けたら閉める癖をつけると、モノを片付ける意識も芽生え始めます。
3. 食べかけのモノが置いてある
キッチンやテーブルの上に、食べかけのカップラーメンや飲みかけのペットボトルが置いてあるケースも、片付けられない人が暮らす家の特徴です。
食べかけのモノが溢れると、食べかすがこぼれたり床がベタついたりして、害虫の原因にもなりかねません。気分も落ちやすくなり、結果的に片付けをする気力も無くなります。
4. 排水溝に髪の毛が溜まっている
片付けられない人は、お風呂や洗面台の掃除もしていません。シャンプーをしたりお風呂に入ったりと、体は清潔にしていながら、部屋は片付けられていないというケースもよくある話です。
そのため、排水溝に髪の毛がたまり不衛生な印象を与えるでしょう。また、悪臭の原因にもなるので、部屋全体の空気も悪くなります。
5. 収納スペースが狭い
モノを片付けたいけれど、収納スペースが狭くてうまく片付けられないケースは多いでしょう。収納スペースに入らなかったアイテムが溢れ、床に置いたままになると散らかった印象になります。
以前は片付けられたのに、引っ越した後の新居では思ったより収納スペースが少なく、散らかるようになったということもありがちです。
6. 収納アイテムが足りない
収納スペースが少ない場合に役立つのが、カラーボックスやスチールラックなどの収納アイテムです。しかし、収納アイテムが足りなければ、さらにモノが散乱し、片付けられない状況に陥ってしまいます。
適切な場所に適度なサイズの収納アイテムを用意しておくと、片付けやすくなるでしょう。
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7. 動線を意識していない
部屋をシンプルにまとめるためには、動線を意識することが肝要です。使いやすい場所に収納しなければ、使ったら使ったまま放置してしまい、結果的に部屋が散らかります。
使ったら元の場所に返すという片付けの基本ルールを守るためには、動線に沿った収納を考えなければなりません。
8. 布団を片付けていない
片付けられない人の特徴として、布団を敷きっぱなしにしているケースが挙げられます。
いわゆる「万年床」の状態であり、片付けられないどころか、カビやダニがわきやすく、衛生面もよくありません。布団を敷いて寝るタイプの人は、毎日畳むことで片付けの癖をつける必要があるでしょう。
9. 床がほこりっぽい
片付けができない人は、普段の掃除も苦手です。そのため、家がほこりっぽくなり、床がザラザラしているケースが多いでしょう。
また、床にモノが散乱しているため、掃除ができないという悪循環に陥っている人も少なくありません。ほこりが溜まっていくと、喘息やアレルギーなど、体にも悪影響を与えるため注意が必要です。
10. 窓を閉め切っている
片付けられない人は、部屋を他人に見せたくないという気持ちがあり、窓を開けない傾向にあります。
さらには、カーテンも閉め切って暗い部屋に暮らしている人も多いでしょう。綺麗な空気が入らない状況になると、気持ちも沈みがちになるため、結果的に掃除ができないという悪循環に陥ります。
11. 来客が少ない
来客があると、部屋を出来るだけ綺麗な状態にしようと片付けをする人がほとんどです。しかし、普段から来客の少ない家は、片付けるタイミングがなく、片付けに対する意識が下がります。
特に、一人暮らしをしている人は、自分だけのスペースだからといって、片付けを後回しにしがちです。
12. 古くなった家電がある
片付けられない人の家にありがちなアイテムとして、古くなった家電が挙げられます。使わないコンポやほこりをかぶった加湿器などが部屋の片隅に置かれ、その上に大量の荷物が乗せられていることも多いでしょう。
また、健康器具や無駄な収納家具なども置きっぱなしになっているケースがあります。
13. 買ったままの商品やセール品が置いてある
衝動的にモノを買ってしまうことがあるので、買ったときのまま袋に入っている洋服やセール品などが置いてあります。買うこと自体がストレス発散になっている面もあり、商品を見つけたときに欲しくなって買ってしまいます。
散らかっている状態のため、そのまま置きっぱなしになり、忘れられ、埋もれがちです。
汚部屋の事例写真
片付けられずに実際に汚部屋になってしまう方もいます。このような写真の状態の部屋になると、なかなか自分だけで綺麗な部屋に変えるのは難しいかもしれません。自分だけでどうにもできないときは、当社にご相談ください。
片付けられない人の心理や原因4個
1. 寂しがり
片付けられない人は、モノを集めることで寂しさを紛らわしている可能性があります。
例えば、恋人に振られたり、職場での人間関係がうまくいっていなかったりする場合は、寂しさが募り、結果的に片付けられなくなるほどモノを溜め込んでしまうケースが多いでしょう。
2. もったいないと思う
片付けられない人の多くは、「もったいない」という気持ちが強く、なかなかモノが捨てられません。
壊れていないモノや高額だった家電などに対して、普段使っていないにも関わらず溜め込んでしまいます。その結果、大量のモノが部屋に集まり、片付けられない状況に陥りがちです。
3. 計画性がない
計画を立てずに、勢いだけでモノを購入する人も、片付けられない傾向にあります。例えば、洗剤やトイレットペーパーなどが安売りをしていると、「安い」という状況だけにつられて、まだ在庫があるにも関わらず購入するケースが多いでしょう。
また、必要がないのに、なんとなく購入して、結局使わずに溜め込んでいるモノも少なくありません。
4. 精神疾患により判断力が落ちている
片付けたいけれど、どうしても片付ける気力がわかないという人は、精神的な病を患っている可能性があります。
例えば、うつ病や自律神経失調症になると、気力だけでなく、判断力も鈍ることも少なくありません。片付けに限らず、食欲や疲れやすさが気になる場合は、医療機関を受診する必要があります。
片付けられない人が家を綺麗にする対策5個
1. 持ち物を全部出して仕分けする
片付けるために欠かせないのが、自分が持っているものを把握する作業です。クローゼットや引き出しなど、全ての箇所からモノを出して、一度チェックしてみましょう。
あまりの多さに驚き、整理をする決意がつく人も少なくありません。その上で、必要なものと不要なものに分けることが肝要です。
判断できないものは、保留ボックスを設けておいて、時間が経ってから判断することをお勧めします。
2. 長期間使っていないモノは捨てる
片付けられない人は、モノを捨てる基準を設けると、意外とスムーズに片付けが進む可能性があります。例えば、1年以上使っていないコスメや洋服などは、この先も出番がないケースがほとんどです。
いくら状態が良くても、普段使っていないものは思い切って捨てましょう。期限を設けると、捨てる理由ができるため、もったいないと思いがちな人でも、罪悪感なく捨てられるようになります。
3. 動線を意識して収納をする
収納箇所の動線を意識するだけで、格段に片付けやすくなります。まずは、一日の暮らしを振り返って、自分の行動をイメージしてみましょう。
どこでどんなアイテムを使っているかを踏まえて、収納箇所を決めると、無駄な動きがなくなり、暮らし自体がスムーズになります。
例えば、メイク時にアクセサリーを身に付ける人は、アクセサリーの収納箇所をドレッサーや洗面台近くにすると片付けやすくなるでしょう。
4. 床にモノを置かない
片付けられない人の家は、床にモノが置いたままになっているケースがほとんどです。これを逆手に取ると、床にモノを置かないだけで、片付けがしやすくなることがわかるでしょう。
実際、床にモノがあると、動線を遮られ、掃除がしにくくなります。また、ほこりがたまりやすくなり、ハウスダストによるアレルギーの心配も出てくるでしょう。
床にモノを置かないというルールを設けると、収納を意識するようになるため、自然と片付ける癖がつきます。
5. 掃除をするリズムを作る
片付けができない人の中には、一気に掃除をしようとするケースも少なくありません。しかし、溜め込んだ状況で片付けをするのは手間も時間もかかります。
その結果、「片付け=面倒」というイメージがついてしまい、ますます片付けが嫌いになるでしょう。
片付けを楽しくするためには、自分のライフスタイルに合わせて掃除をするリズムを作ることが肝要です。1日10分程度の掃除を続ければ、自ずと綺麗な部屋が保てるようになります。
まとめ
片付けができない人には、それなりの理由があります。本人の理由だけでなく、家自体に原因がある可能性も高いため、まずは冷静に状況を判断しましょう。
原因がわかれば、対策が立てやすくなるので、片付けられるようになります。今回ご紹介した点も踏まえながら、片付けられる人を目指しましょう。
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