掃除をしたいと思っていても、なかなか片付けられず、結局汚部屋になってしまうケースは少なくありません。あまりにも散らかると、どこから手をつけたらいいか分からなくなるものです。
今回は、汚い部屋を片付ける掃除方法をステップ別で解説します。
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汚い部屋になる人の心理や精神状態
誰もが、汚い部屋で暮らしたいわけではありません。できれば、綺麗でスッキリした部屋がいいですよね。汚い部屋になるのには、それなりの理由があり、特に心理や精神状態が影響しています。
例えば、以下のような心理が影響しています。
◯物がない部屋に暮らすと、なんとなく不安感を覚えてしまいます。
◯一度買ったものに対して執着を持ち、手放すことに恐れを感じます。本当は必要ないのに、なかなか捨てられない時は、分離不安症の可能性があります。
◯仕事や人間関係にストレスを抱えています。精神状態が落ち着いていないため、部屋を整えるほどの心の余裕がありません。
汚い部屋に暮らしていれば、疲れが取れるどころか、余計に疲れがたまります。疲れ切っていると、全てに対して面倒だと感じてしまいます。その結果、悪循環が発生して、汚部屋度がさらに進みます。
汚部屋を片付けるメリット
※上記写真は、当社の汚部屋ビフォーアフター事例のひとつです。
片付けをすると、単純に部屋が綺麗になるだけではなく、様々なメリットがあります。
探し物がすぐに見つかる
汚部屋では、探し物を見つけるのに時間がかかります。しかし、綺麗に片付いていれば、探し物に使う時間が削減されます。浮いた時間は、自分のために使えるようになり、リフレッシュも存分にできるでしょう。
経済的にお得
経済的なメリットも片付けによって得られます。汚部屋に暮らしていると、必要な物が見当たらないため、同じものを何度も買ってしまうことがよくあります。片付いていれば、物の所在がはっきりするため、無駄な買い物が減ります。
精神的に楽になる
これまで抱えていた罪悪感が解消されるため、精神的に楽になり、ストレスから解放されるでしょう。綺麗に片付けたという達成感も得られます。
汚い部屋の片付け方・掃除方法12ステップ
1:掃除道具を用意する
まず、片付けや掃除に必要な道具を用意しましょう。ただし、物が増えてしまうと意味がないため、初めはマスクとゴミ袋、作業用手袋、紙をまとめる紐類などで十分です。
掃除前に行う害虫駆除用の燻煙剤も用意しておきましょう。片付けていく内に必要な道具が見つかることもあります。
2:害虫駆除をする
長い間、汚部屋が続いていた家には、ゴキブリやダニなどの害虫が存在しています。これらを退治するためには、燻煙剤を使うのがおすすめです。片付けの最中にゴキブリが現れると、やる気を削がれる可能性があるので、大切な作業です。
3:何があるか確認する
部屋全体を見回して、改めてどんなものがあるかを把握していきます。まずは、見える場所からで問題ありません。
可燃ゴミやダンボール類、ペットボトルなど、頭の中で分別ができるでしょう。ある程度確認できれば、次からの作業がやりやすくなります。
4:見えている部分から仕分けをする
部屋を見渡して、目に入る部分から要るものと要らないものに仕分けをしていきます。例えば、1年以上使っていないものは、使えそうなものでも捨てるといったルールを決めておくと、作業しやすくなるのでおすすめです。強い心を持って作業を進めるようにしましょう。
5:細かい部分を仕分けする
見えている部分の仕分けが終わり、床が見えてきたら細かい部分の仕分けをしましょう。引き出しの中やクローゼットなど、押し込んだアイテムたちを片付けていきます。すでに、見えるところの仕分けで自信がついているので、ペースも上がっているでしょう。
6:ゴミをまとめる
仕分けをしたゴミを、自治体の分別方法に従ってゴミをまとめます。可燃物は、自治体のゴミ袋に入れて、新聞紙や雑誌、段ボールなどはそれぞれ紐で縛りましょう。ペットボトルや発泡スチロールなど、リサイクルに回せるものの分別も大切です。
7:ゴミを捨てる方法を確認する
ゴミの捨て方は、地域によって異なります。適当に捨ててしまうと、引き取ってもらえない可能性があるので、事前に確認するようにしましょう。
捨て方は、自治体のホームページやゴミ分別の手引きなどに、細かく記載されています。
8:ゴミを捨てる
確認した捨て方に沿って、ゴミを捨てます。可燃ゴミなどは、自治体が運営するゴミ処理場に持ち込むことも可能です。
ここで、一気に部屋の中からゴミがなくなるので、引っ越し当初の綺麗な部屋に戻っていくことを体感できるでしょう。
9:収納場所を決める
ゴミを捨てた後に残るのは、本当に必要なものです。しかし、これらを適当に収納してしまえば、再び汚部屋になりかねません。収納箇所をしっかり決めることが大切です。自分の暮らしをイメージして、動線に沿った収納にすると片付けやすくなります。
カラーボックスや収納グッズを揃えておくときれいに収納することができます。
10:収納する
収納場所が決まったら、正しい位置に収納していきましょう。ここで、ルールを守らなければ、再び汚部屋へ戻ってしまいます。初めのうちは、慣れないこともありますが、ルールを守り続けると、綺麗な部屋が保てるでしょう。
11:掃除をする
全てを収納したら、掃除を始めましょう。まずは、天井や棚など高い位置から埃を落としていきます。その後、掃除機をかけたら、最終的に拭き掃除をして埃を全て拭き取りましょう。この時、窓を全開にして、新しい空気を入れることが大切です。
12:綺麗な状態を保つ
いくら片付けをしても、綺麗な状態が保てなければ意味がありません。自分で決めた収納箇所を守って、定期的に掃除をするようにしましょう。毎日、窓を開けて、綺麗な空気を入れることも大切です。綺麗な状態に慣れてくると、精神状態も落ち着き始めます。
汚い部屋を片付ける順番とコツ
あまりにも汚い部屋は、どこから片付けたらいいか分からず、途方に暮れてしまうものです。うまく片付けるためには、エリアを区切ることをおすすめします。
まずは、家の中で一番長くいる場所から始めましょう。リビングであれば、リビングだけに集中して片付け始めるのがポイントです。
いきなり、家全体に手をつけると、途中でやる気を削がれかねません。狭いスペースから始めると、だんだん綺麗になっていく状況がわかり、掃除自体が楽しくなります。
また、不要なものを分別する際には、ルールを決めておくのも大切なコツです。「一年以上使っていないものは捨てる」「体型に合わないものは捨てる」など、基準があると、捨てるときに躊躇しづらくなります。
汚部屋の片付けでやる気になる方法
片付けたいけれど、なかなか重い腰が上がらないという人も多いでしょう。そんな時におすすめなのが、友人を家に招くことです。
第三者がやってくるとなれば、汚い状態を保つわけにはいきません。友人を招く日程を決めて、その日に向けて片付けを進めていきましょう。一度片付けが始まれば、どんどん綺麗になる部屋を見て、エンジンがかかり始めます。
また、普段から綺麗になった我が家をイメージしておくことも大切です。イメージが難しければ、憧れの暮らしをしている人の本を見たり、家を訪問してみるのもいいでしょう。
イメージが明確になってくると、汚い部屋に暮らしている自分が嫌になり、すぐに掃除がしたくなります。意識が高まってくれば、掃除の仕方を自分で調べるようになり、効率よく掃除ができるでしょう。
汚部屋の繰り返しを防ぐ方法
せっかく綺麗な部屋にしても、すぐに汚部屋に戻ってしまうケースは少なくありません。汚部屋へのリバウンドを防ぐためには、定期的に友人を招くことをおすすめします。掃除を始める段階でも効果的な方法ですが、繰り返し汚部屋になるのを防ぐ際にも大変有効です。
また、床にものを置いてしまうと、すぐに汚部屋へ逆戻りしてしまいます。床にものを置く癖をやめて、使ったものは定位置に戻すように心がけましょう。初めのうちは、面倒に感じるかもしれませんが、定位置に戻すことが癖になれば、綺麗な状態を保てます。
収納グッズを買って狭い部屋でもきれいに収納できる方法を確立しておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。
そして、新しいものを購入するときは、本当に必要か、しまう場所はあるかなどを確認してから買うことが大切です。物が増えないように、「1つ買ったら、1つ手放す」といったルールを決めるのも効果的でしょう。
まとめ
汚部屋は、精神的にも大変悪い影響を与えます。今回の記事を参考にして、汚部屋から脱出しましょう。一歩踏み出せば、すぐに綺麗な部屋が手に入ります。
参考:ゴミ屋敷は売却できる!【高く売るコツ、原状回復費用なども解説】 | URUHOME(ウルホーム)byドリームプランニング
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