庭を綺麗に保つためには雑草の処理をしなければなりません。そこで、問題となるのが大量に溜まった雑草の処分方法です。
今回は、雑草の処分方法を詳しく紹介します。
目次
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雑草は何ゴミ?燃えるゴミ?
雑草は、家庭から出た他の可燃性のごみと同じように燃えるゴミとして捨てられる自治体がほとんどです。
ただし、あまりにも大量の雑草が出た場合、ゴミ袋の数も多くなるため産業廃棄物扱いになる可能性があります。
自治体によって、一度に回収するゴミ袋の数が決まっているので、事前に調べてから出すようにしましょう。また、燃えるゴミとして袋に入れる際は、よく乾燥させておくと嵩を減らすことができます。
<自治体別の捨て方>
東京都杉並区・・・可燃ゴミ(45リットルで3袋まで)
大阪府大阪市・・・普通ゴミ
雑草の処分方法・捨て方8個
1. 天日干ししてゴミに出す
最も手軽な処分方法が天日干しした後に燃えるゴミに出す方法です。雑草の処分をする体力がない方や土地にゆとりがある場合に向いています。
抜いた雑草の全体に火が当たるように、平らに干しておくと水分が抜けて嵩(かさ)が減ります。
この時、土の上に直接干してしまうと根が張って、再び草が生えるので注意しましょう。干す際は、ブルーシートを下に敷いておくと、根付くリスクを避けられます。
2. そのまま燃えるゴミとして廃棄する
処分する雑草の量がさほど多くない場合は、そのままゴミ袋に詰めて燃えるゴミとして廃棄できます。各自治体指定のゴミ袋に入れて、燃えるゴミの日に出しましょう。
この場合も、可能であれば少し外で干しておくと重量が減るため捨てやすくなります。嵩が減ればゴミ袋の量も減るので、他のゴミと合わせて捨てることができ、費用も抑えられる点がメリットです。
3. クリーンセンターに搬入する
大量に雑草を捨てる場合は、自治体が運営するクリーンセンターに搬入する方法もあります。ただし、搬入は自分で行う必要があり、雑草を運ぶ車両を用意しなければなりません。
また、あまりに量が多い場合、一人での搬入は労力がかかるため、複数人で作業をした方が効率的でしょう。
自治体によっては、雑草の搬入に対応していないケースもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
4. 地面に埋める
土地に余裕がある場合、穴を掘って雑草を埋める方法もよいでしょう。雑草は、そもそも自然から出たゴミであり、地面に埋めると土に還ります。自然に優しい手段の上、コストもかからない点もメリットといえるでしょう。
ただし、乾燥させずに埋めてしまうと根付く可能性があるので注意が必要です。加えて、雑草を十分に埋められるサイズの穴を掘る作業は大変労力がかかります。
そのため、大量の雑草を処分する際には不向きです。
5. 堆肥にする
畑やガーデニングを楽しんでいる方であれば、雑草を堆肥にする方法もおすすめです。雑草を乾燥させて、米ぬかや油かすと混ぜた上で畑の土にかぶせ、定期的にかき混ぜると約半年程度で堆肥になります。
堆肥を作る場合は、コンポストを活用すると便利です。ゴミになるはずの雑草が栄養素たっぷりの土に変わるので、肥料を買う手間やコストが省けて、一石二鳥の方法といえるでしょう。
6. 草刈り業者に依頼する
雑草の処分だけでなく草刈りに困っている方は、草刈り業者に依頼するとよいでしょう。
草刈り業者であれば、広い範囲の草刈りにも対応してくれる上に、処分まで一貫した作業が可能なので大変助かります。広い土地の草刈りをしなければならない際に頼りになる手段です。
7. 植木屋に依頼する
雑草だけでなく、庭全体を手入れしたい場合は、庭木屋に依頼する方法がおすすめです。雑草の手入れはもちろん、庭木の剪定や害虫対策、庭のデザインまで全体的にサポートしてもらえます。
この先、雑草が生えない庭にしたいという方も、植木屋に依頼すれば砂利を敷いたり雑草が生えにくい植物を植えてくれたりと、様々なアイディアを得られるでしょう。
8. 不用品回収業者に依頼する
雑草にも対応した不用品回収業者に依頼すると、大量の雑草も一度に引き取ってもらえます。特に、家や庭の大掃除をした際にでた雑草を処分する際に役立つ方法です。
不用品回収業者であれば、他のゴミも合わせて回収してくれるので、一度にスッキリした空間が手に入ります。
自宅まで出向いてくれる業者がほとんどなので、搬入する手間も省ける点もメリットです。体力的に不安という方や処分する時間がないという方にも助かる方法といえるでしょう。
大量の雑草処分は?
草刈りをしたスペースによっては、大量の雑草を処分しなければならないことがあります。少量であれば、燃えるゴミで捨てられますが、大量の場合は回収してもらえない可能性が高いでしょう。
大量の雑草を自分で処分したい場合は、一度乾燥させて嵩(かさ)を減らし、小分けにして捨てる方法が無難です。
一度に処分してしまいたいという方は、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。
草刈りで刈った草をそのままにするとどうなる?
草を刈った後、どうせ自然に還るだろうと放置してしまう方も少なくありません。しかし、乾燥目的ではなく、山積みにして放置すると害虫の温床になるので注意が必要です。
湿気を含んだ雑草は、ダニやゴキブリ、ハエなどが好みます。
また、放置した雑草から悪臭を放つようになれば、近所迷惑になるでしょう。
そのほか、草の種類によってはアレルギーの原因になる可能性もあります。例えば、ブタクサやイネ科の植物はアレルギーになりやすいので、できるだけ早く処分した方がよいでしょう。
雑草を山に捨てるのは違法?
雑草を土に還すという意味で、近隣の山に捨てたいと考える方もいるでしょう。自分が所有する山であれば問題ありませんが、他の山に捨ててしまえば不法投棄になるため違法行為です。
いくら自然に還る素材とはいえ、自宅で出た雑草を山に捨てるのは、家庭ゴミを捨てるのと何ら変わりありません。罰せられる可能性もあるので、自分が所有する山以外に捨てる行為は避けましょう。
刈った雑草を燃やすのは法律でOK?
一昔前は、枯れ草を空き地や畑で燃やす光景がよく見られました。しかし、近年はいわゆる「野焼き」は原則として法律で禁止されています。
例外として、「農業・林業・漁業で止むを得ず廃棄物を焼却する場合」や暖をとるための焚き火などは許可されていますが、煙や火の粉などで近隣に迷惑をかけないことが前提です。
特に煙は火災と間違われて問題になるケースが多いので、雑草を自分で燃やすことはやめましょう。
雑草の処分費用相場
雑草の処分費用を抑えたい場合は、地面に埋めるもしくは堆肥にすると費用がかかりません。ごみとして廃棄するのであれば、自治体のルールに従って燃えるゴミで出す方法が最もコストを抑えられます。
雑草を乾燥させた上で捨てれば、他の可燃ごみと合わせて捨てられるので数百円程度で処分できるでしょう。
大量の雑草を廃棄する際は、不用品回収業者がおすすめです。この場合、軽トラ1台分15,000〜20,000円程度が相場となっています。
草刈りも合わせて依頼したい方は、草刈り業者が向いていますが、草刈り作業分の費用もかかるので注意しましょう。
費用相場は、草刈りのみで1坪当たり1,000円程度、処分費が別途2,000円〜です。作業する土地の形状や草の種類などによっても変動するので、事前に見積もりを依頼しましょう。
雑草の処分業者の選び方3個
1. 面積単位で値段を決める業者を選ぶ
処分費用の決め方は業者によって異なります。時間単位で決める場合、必要以上に時間がかかる可能性があるので注意しましょう。
面積単位で値段を決める業者にすると、最終的にかかる費用を計算しやすくなります。
2. 評判の高い業者を選ぶ
口コミサイトや比較サイトなどをみて、評判が高い業者を選ぶことも大切です。すでに利用している方のリアルな声を参考にすると、業者選びに失敗する可能性を回避できるでしょう。
3. 複数の業者に見積もりを依頼する
どの業者にすればよいか悩んだときは、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。項目ごとに細かく見積もってくれる業者であれば、不要な作業を除くことができます。
また、複数社の見積もりにより相場を判断しやすくなる点もメリットです。
まとめ
今回は、雑草の処分方法について解説しました。つい放置してしまいがちな雑草ですが、きちんと処分しておかなければ害虫や悪臭の原因になります。
また、野焼きをしたり他所の土地に捨てたりすることも避けなければなりません。今回紹介した処分方法を参考にして、適正に廃棄するようにしましょう。