庭木を切った時やDIYで端材が出た時など、木材の処分方法に困ることがあります。特に、大量の木材が出ると簡単には廃棄できません。
今回は、木材の処分方法を紹介するほか、大量の木材を廃棄する手段についても解説します。
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目次
木材は何ゴミ?燃えるゴミ?粗大ゴミ?
木材のゴミと一括りにしても、廃棄するアイテムによってサイズが異なります。例えば、ウッドチップや木屑のような細かい木材の場合、指定のゴミ袋に入る状態であれば、燃えるゴミに分類されるケースが一般的です。
一方、木の剪定をした際に出るような長い木材は、粗大ゴミに該当する自治体が多いでしょう。サイズの大きな木材も、小さく裁断できれば燃えるゴミとして引き取ってもらえます。
ただし、自治体によって長さや量のルールが異なるので事前に確認してから廃棄することが肝要です。
木材の捨て方・処分方法8個
1. 燃えるゴミで廃棄する
自治体が指定するゴミ袋に入る程度のDIYで出た小さな木片や短い小枝等は、燃えるゴミとして廃棄可能です。
一般的には、長辺が30〜50cm以内の木材であれば燃えるゴミに分類されるでしょう。
また、長い木材も自分で細かくできる場合は、裁断した方が気軽に捨てやすくなります。ただし、大量に廃棄する場合は燃えるゴミに該当しないケースもあるので注意しましょう。
2. 粗大ゴミで廃棄する
長辺が30〜50cmを超えるような大きいサイズの木材は、粗大ゴミで回収してもらえるケースが一般的です。
自分では裁断できない方でも、粗大ゴミであれば自治体の指定日に廃棄可能なので気軽に廃棄できます。
ただし、自治体によって粗大ゴミに該当するサイズが異なるので、事前に確認しておきましょう。また、釘や金具が付いている場合は、分別する必要があります。粗大ゴミの回収日は燃えるゴミほど多くない点も注意が必要です。
3. ゴミ処理センターに搬入する
自治体が指定するゴミ処理センターに搬入する方法もあります。粗大ゴミの回収日まで待てない場合や大量の木材を処分する際に便利な手段です。
ただし、ゴミ処理センターへの搬入は自家用車を使う必要があります。木材を載せられるような自家用車がない場合は、他の手段を選びましょう。
また、サイズの大きな木材を搬入する場合、一人だと手が足りない可能性があります。安全のためにも複数人で作業するようにしましょう。
4. 木材専門の回収業者に依頼する
不要になった木材を集めてウッドチップを作る業者に依頼して処分する方法もおすすめです。各地にこうした木材専門の回収業者が存在しているので、リサーチした上で処分を依頼してみましょう。
回収業者であれば、大量の木材を廃棄する場合でも十分に対応してもらえます。
ただし、木材専門の回収業者がいないエリアもあるので、見つからない時は他の手段を選びましょう。
5. 不用品回収業者に依頼する
木材に限らず、不要になったもの全般の廃棄に対応している不用品回収業者も活用しやすい手段です。例えば、引越しや断捨離で木材が出た場合は、木材を含めた不用品全てを一度に回収してもらえます。
また、分別の必要もないので、手間をかけずに処分したいという方にもおすすめです。費用は、不用品の量や状況によって異なるため、事前に見積もりを取ってから依頼するようにしましょう。
6. リサイクルショップに持ち込む
DIYが流行している昨今、状態の良い木材であればリサイクルショップに持ち込める可能性があります。例えば、ケヤキやマホガニーなど人気の木材は高価買取の対象となっているケースも少なくありません。
ただし、全ての店舗で木材を取り扱っているわけではないので注意が必要です。搬入した後に買取不可能となると二度手間になってしまいます。事前に電話やWeb査定を受けると安心して手放せるでしょう。
7. フリマアプリで売る
DIYで木材を必要としている人に販売する方法としてフリマアプリがあります。場合によっては、高値で売れることもあるので、状態の良い木材を手放す際におすすめの手段です。
ただし、高値で売るためには、しっかりと出品する木材の情報を公表しなければなりません。
写真を撮ったり材質、サイズ、状態などを詳しくアップしたりする必要があるため手間がかかります。また、発送も自分で対応しなければならないので、送料も含めた値段をつけることが肝要です。
8. DIYで活用する
不要になった木材は、廃棄するだけでなくDIYで活用する方法もおすすめです。木工作業が好きな人であれば、ちょっとした工夫でおしゃれな家具に変身する可能性があります。
DIYの手段がわからない方は、動画やSNSなどを参考にしてみるのもよいでしょう。
ただし、DIYをする際は、のこぎりやドライバーといった工具を使うことがあります。使い慣れていないと怪我をする可能性もあるので、十分注意して作業しましょう。
自治体別の木材処分方法
<東京都中央区の場合>
少量の植木の葉・枝(長さがおおむね50cm以下)は、燃やすゴミ。大量の木の枝・草花は、有料回収。
<神奈川県横浜市の場合>
少量の木の枝、板(50cm未満にして束ねる)は、燃やすゴミ。50cm以上の木の板、木の枝、木の根などは粗大ゴミ。
<大阪府大阪市の場合>
木の枝、木の葉(最大の辺または径が30cm以下)は、普通ゴミ。一度に多く処分する場合は、有料収集(「粗大ごみ」)。
木の板の捨て方は?
木の板は、大きさによって可能な捨て方が異なります。自治体にもよりますが、一辺が30cmまたは50cm未満のものは燃えるゴミなど、一般ごみで処分できることが多いです。
何枚も処分する場合や、大きな木の板を処分する場合は、基本的に粗大ゴミ扱いになります。
無料の木材処分方法はある?
不要になった木材は、基本的に無料処分は難しく、有料で廃棄する必要があります。木材チップやペレットなどにリサイクルして活用する工場もありますが、無料で引き取りをしてくれるケースはほとんどありません。
出来るだけコストを抑えて処分したいという方は、自治体の指定する処分方法がおすすめです。また、状態の良い木材であれば、買取可能な業者やフリマアプリを活用するとよいでしょう。
ただし、全ての木材が買い取ってもらえるわけではないので、基本的には無料で廃棄することは難しいと思っておいたほうが無難です。
木材の処分費用
木材の処分費用は、処分方法によって大きく異なります。最もコストを抑えられる方法は、自治体が指定する燃えるゴミです。
自治体指定のゴミ袋に入れられれば、数十円程度で廃棄することができます。
また、粗大ゴミで廃棄する場合、東京都日野市では「長さ1メートル以内、直径0.5メートル以内、1本の太さ20センチメートル以内の束を1品目」として200円の処分費用がかかります。
すぐにでも処分したい場合は、自治体よりも費用が嵩みますが、不用品回収業者がおすすめです。業者によって値段は様々ですが、一般的には軽トラック積み放題で20,000〜25,000円程度に設定されています。
木材処分の持ち込み場所
木材を処分するために持ち込みできる場所としては、住んでいる自治体のゴミ処理施設があります。
その他には、廃木材を受け入れているリサイクル会社も有料ですが、持ち込みが可能です。
ただ、自治体のゴミ処理施設の場合、大量の木材の持ち込みは断られる可能性があるため、事前に電話などで確認しましょう。
大量の木材処分は?
庭木を伐採や家の改築などを行うと大量に不要な木材が出ることがあります。大量の木材を処分する際は、産業廃棄物に該当するケースもあるので注意しましょう。
例えば、建設業や家具製造業、輸入木材の卸業者などの業務で排出された木材は産業廃棄物として処分しなければなりません。
また、PCB(ポリ塩化ビフェニル)が染み込ませてある木材を廃棄する場合も産業廃棄物です。一方、自宅の庭を選定して出た木材は一般廃棄物に該当します。
特に、産業廃棄物を処分する場合は、適切な方法を活用しなければ廃棄物処分法違反になるため要注意です。
大量の木材の廃棄方法がわからない方は、産業廃棄物処分業許可を取得している不用品回収業者に依頼しましょう。適切な方法で処分できる業者であれば、量や種類問わずどんな木材でも回収可能です。
木材を処分するときの注意点3個
1. 燃やして処分してはならない
少々の木材であれば燃やして処分した方が手っ取り早いと感じる方も多いでしょう。しかし、自治体によっては野焼きだけでなく焚き火を禁止しているケースがあります。
また、火事になる危険性もあるので、安易に燃やして処分することは避けましょう。
2. 不法投棄をしてはならない
自然に還る素材だからといって、近隣の野山や空き地などに投棄してはなりません。不法投棄は、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が科せられる罪です。
近年、不法投棄の問題は後を絶たず、監視カメラが設置されているケースも少なくありません。木材を廃棄する場合は、ルールに則って処分しましょう。
3. 釘や金属は外す
自治体のルールに則って処分する場合、釘や金具などの金属は外しておく必要があります。自分で外すことが難しい場合は、不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。
不用品回収業者であれば、金属が付いていてもそのまま回収してもらえます。
ホームセンターの木材処分は?
DIYをする場合、木材をホームセンターで調達する方も多いでしょう。そのため、DIYで出た端材はホームセンターで引き取ってもらえると思いがちです。
しかし、一般的にホームセンターでは木材の処分は実施していません。木材以外の不用品回収に対応しているホームセンターでも、木材には対応していないケースがほとんどなので注意しましょう。
コーナンの木材処分は?
コーナンも一般的なホームセンターと同様に、木材の処分は実施していません。ただし、ウッドデッキを作る際に使うデッキ材なら引き取り可能です。
コーナンで引き取ってもらうためには、不要となったアイテムと同等の品を購入する必要があります。1点購入につき不用品を1点無料で引き取ってもらえるので、大量に処分する際には不向きです。
廃木材の処分回収業者
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まとめ
今回は、木材の処分方法について解説しました。庭木の剪定やDIYで出た端材など、日常で出る不要な木材は様々です。
処分方法も、木材のサイズや量、種類によって異なるため留意しておく必要があります。事前に処分方法を確認した上で、適正に処分するように心がけましょう。