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<執筆者>
東京農業大学卒業。農業法人に勤務中。有機農業なども経験。
イタチは、俊敏な身のこなしと適応能力に優れており、人間に対してさまざまな面で害を与えます。
特に被害例として多いのが、屋根裏への侵入と農作物の食害です。イタチは非常に警戒心が強く賢いため、対策が難しい害獣でもあります。
今回は、そんなイタチの対策アイテムでおすすめの忌避剤を紹介していきます。
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目次
イタチの生態と特徴
イタチは、イタチ科イタチ属の哺乳類です。可愛らしい見た目からは想像ができないくらい獰猛な性格をしています。
身体能力が非常に高く、垂直な壁も登ることが可能です。そのような身体能力の高さから、家の屋根裏に侵入される被害が多く出ています。
食性は雑食ですが、小型哺乳類や鳥類といった肉食寄りの食べ物を好む食性です。植物性のものだと、スイカやメロンといった果実を好みます。農業の現場ではイタチによる食害も問題となっており、各地で対策の呼びかけがされています。
イタチの肛門付近には臭腺があり、身の危険を感じると強烈な臭いを発します。イタチの臭いはとても強烈で、家の中に侵入されると臭いで分かるほどです。
忌避剤の種類
イタチに有効な忌避剤は以下のような種類があります。
スプレー | スプレータイプは即効性がある反面、持続性が無いという特徴があります。
手軽に持ち運びができるので、シーンを選ばずに使うことが可能です。そのような手軽さから、一番多く普及している忌避剤になります。 |
置き型 | イタチの苦手な有効成分を凝縮させた、置き型タイプの忌避剤です。
有効期間が1ヶ月〜2ヶ月と非常に長いという特徴があります。他のタイプの忌避剤とは違い、持続効果が長いためイタチの侵入予防にも効果的です。 |
くん煙 | 煙で追い出すタイプの忌避剤です。広範囲にイタチが嫌いな臭いを拡散させることで、煙に乗って隅々まで有効成分が行き届きます。
そのため、狭い空間でも効率的にイタチを追い出すことが可能です。持続効果は数日間続くものが多く、再びイタチが戻ってくるのを防ぎます。 |
イタチの忌避剤の選び方
イタチの忌避剤を選ぶ際には、イタチの侵入経路をしっかりと把握する必要があります。
イタチが侵入した痕跡を見つけたら、侵入経路とは逆の場所に忌避剤を設置する必要があるからです。臭いを嫌って外に出て行くので、出入り口に忌避剤を置いてしまうとイタチが出れなくなってしまうため注意しましょう。
侵入経路を把握したら、その場所に合った適切な忌避剤を選びます。
広い場所なら「くん煙タイプ」、狭い場所では「スプレータイプ」が有効です。
継続的に侵入を防ぎたいのであれば「置き型タイプ」の忌避剤が効果的でしょう。
また、忌避剤を使う時はなるべく一種類ではなく、複数のタイプの忌避剤を使うことで効果的にイタチを追い出すことができます。
イタチの忌避剤おすすめ人気ランキング10選
イタチの忌避剤におすすめな商品を紹介します。
1.イタチ退散
数多くあるイタチ忌避剤の中でも、特におすすめなのがこちらの商品です。「イタチ退散」は、100%植物由来の成分で作られているため、安心して使用することができます。
イタチが本能的に嫌がる唐辛子に多い「カプサイシン」が豊富に含まれているため、とても効果的です。プロの方も愛用しているほどイタチ駆除では活躍しています。
2.アフティ 置くだけ屋根裏害獣二ゲール
13種類の有効成分を配合して作られているため、イタチに対して高い忌避効果を発揮します。わさびや唐辛子、よもぎなどといった天然成分を使用しているため安心です。
有効期間は3ヶ月と長いため、長期でのイタチ予防にもおすすめです。イタチ以外にも、コウモリやハクビシンにも効き目があります。
3.フタワ 強力忌避一番固形タイプ
フタワで販売しているこちらの商品は、木タールなどの天然素材を含んでおり、イタチを寄せ付けません。効果は2ヶ月間有効なので、一度出て行ったイタチも再び戻ることはありません。
固形タイプなので、イタチが潜んでいる場所に置いておくだけで追い出しができます。有効期間も長いため、長期での予防におすすめです。
4.フタワ 忌避一番 500ml
上記の忌避一番の液剤タイプのものです。固形タイプよりも臭いが強いため、即効性があります。
イタチが侵入してほしくない場所に液剤を散布しておくだけで、イタチが寄り付かなくなります。固形タイプと違い、液剤なので有効期限が切れた際の撤去や片付けが不要です。
5.天然由来害虫忌避剤ヒバウッド
ヒバウッドは天然由来成分で作られた忌避剤です。元々は害虫用の忌避剤ですが、含まれている有効成分はイタチにも忌避効果があります。
スプレータイプなので誰でも簡単にイタチ予防ができます。
6.動物撃退器 超音波
超音波でイタチを遠ざけることができる忌避アイテムです。イタチが嫌う周波数を継続的に発生させることで、イタチが寄り付かなくなります。
バッテリーだけではなくソーラー充電でも利用できるのでおすすめです。
7.ウルフピー
野生動物が本能的に嫌うオオカミの尿の香りを染み込ませたシートです。オオカミは野生動物の中で恐れられているため、周囲に設置することでイタチが寄り付かなくなります。
多くの野生動物が本能的に嫌うため非常に有効な忌避アイテムです。
8.マリンスター天然ヒトデの忌避剤
ヒトデを利用した忌避剤です。ヒトデは古来から害虫発生の抑制に使われていました。
ヒトデの体内に含まれる「サポニン」という成分は、イタチに対して忌避効果があるため有効です。雨には弱いので、屋根がある場所での使用に向いています。
9.満足良品館 逃げまんねん
「逃げまんねん」は小石タイプと液剤タイプの忌避剤です。木酢液や木タール、ニンニクなどの天然成分を多く含んでおり、イタチに対して高い忌避効果があります。
小石タイプと液剤タイプ共に、撒くだけで簡単にイタチの侵入を予防することができるのでおすすめです。
10.メイダイ 害獣駆除忌避剤
メイダイには、唐辛子エキスをはじめとした天然由来の成分が多く含まれています。天井裏や物置、床下、家周りなど幅広い場所で使用可能です。
イタチの他にもアライグマやハクビシンにも効果があるため、他の害獣による被害も防ぐことができます。雨風に強く、外と中の両方で使うことができるためおすすめです。
屋根裏におすすめの忌避剤は?
屋根裏におすすめの忌避剤は、アフティの「置くだけ屋根裏害獣二ゲール」という商品です。この商品は、イタチが嫌がる13種類の成分を配合して作られた強力な忌避剤です。
イタチに対して非常に効果的な忌避効果を発揮します。効果期間は約3ヵ月と、長い期間での使用が可能です。
13種類の有効成分が配合されており、臭いが非常に強力なので開封する際は注意してください。強力な香り成分でイタチを簡単に追い出すことができます。
12〜20畳に1個置いておくだけで効果を発揮するため効果的です。
忌避剤の効果的な使い方
忌避剤を効果的に使うためには以下の3つのポイントがあります。
1. 侵入口に忌避剤を置かない
1つ目は侵入口に忌避剤を置かないということです。イタチは非常に警戒心が強い動物ですが、忌避剤に反応して逃げたい時に出口が塞がっているとなかなか出て行ってくれません。
そのため、侵入口は塞がないようにしましょう。
2. ライトをうまく活用すること
2つ目はライトをうまく活用することです。イタチは、LEDライトの光を嫌う習性があります。
感応式のLEDライトを設置しておくと、イタチが通った時に点灯し驚いて逃げていくのでとても有効です。
3. 住処になっている場所の掃除
3つ目は、住処になっている場所の掃除です。イタチは、一度住み着いた場所に戻ってくるという習性があります。
掃除をしていないとイタチが再び戻ってくる可能性が高いため、しっかりと掃除しておきましょう。
イタチの忌避剤はホームセンターで買える?
イタチ用の忌避剤はホームセンターでも買うことができます。木酢液やスプレー、固形、くん煙タイプなど、さまざまな種類が数多く揃えられています。
イタチが人家の屋根裏に入り込む被害が多発しており、イタチ対策用アイテムが充実しています。ホームセンターでは、そのような背景からイタチ用の忌避剤を数多く取り揃えているのです。
有効成分を人工的に配合した対策アイテムや、木酢液などの自然由来の忌避剤も多く取り扱っているので、利用シーンに合わせて商品を選ぶことが可能です。
ダイソーの木酢液は効く?
ダイソーでも木酢液が販売されています。ダイソーの木酢液も忌避剤として有効です。ホームセンターで買うと割高ですが、ダイソーでは500mlが100円台で買うことができるのでとてもお得です。
ダイソーの木酢液もイタチに対して忌避効果があり、イタチ駆除にも使うことができます。
しかし、ホームセンターなどで販売されている木酢液と比較すると持続効果は短いようです。
ホームセンターなどで販売されている木酢液は持続効果が数日間と長いですが、ダイソーの木酢液は持続期間が短いため、本格的なイタチ駆除の場合は少々物足りないかもしれません。
イタチの忌避剤が効かないときの対策3個
イタチは学習能力が高い動物です。もし、忌避剤を使っても効かない場合はどうしたらいいのでしょうか。3つの対策方法をご紹介します。
1.感応式ライトを設置する
忌避剤が効かない場合は、感応式ライトを設置してみましょう。イタチは光に敏感な習性があります。そのため、暗闇で急にライトが点灯すると驚いて逃げていきます。
できればLEDライトを使用すると効果的でしょう。LEDライトは他の光と比べて刺激が強いため、イタチは特に嫌いなのです。
また、イタチは夜行性なので暗闇で急にライトが点灯することに慣れていません。そのため、忌避剤が効かない場合は感応式ライトを設置すると効果的です。
2.罠を使って捕獲する
忌避剤が効かない場合は罠を使って捕獲するという方法もあります。罠はホームセンターやネットで販売されているので、チェックしてみるといいでしょう。
罠を使って捕獲する場合は自治体に届け出が必要なので、各自治体の窓口やHPなどを確認してください。イタチは鳥獣保護管理法という法律で守られており、無断で捕獲することは禁じられています。
もし違反した場合は1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金が課せられてしまいます。そのため、もし罠を使用する場合は注意してください。
3.害獣駆除業者へ連絡する
忌避剤がどうしても効かない場合は、害獣駆除業者へと連絡しましょう。駆除業者は多くの現場でイタチを駆除しているため、どんな場所でも追い出し作業を行ってくれます。
駆除業者は数多く存在しているので、直接連絡を取ってみて自分が納得した業者へ依頼することが好ましいです。
中には対応が雑だったり、作業後のアフターフォローが手薄い業者もあったりします。そのため、駆除業者へ依頼するときは必ず直接連絡するようにしましょう。
まとめ
イタチは害獣の中でも駆除が難しい動物です。動きも俊敏で学習能力も高いため、プロの業者でも完全に追い出すには時間がかかります。
今回紹介した忌避アイテムを上手に活用しながら、イタチ駆除に役立ててください。もし、忌避剤や感応式ライトなどを試しても効果がない場合は、駆除業者へ連絡することがおすすめです。
また、許可なくイタチを捕獲することはできないため、自治体の許可を得てから行うようにしましょう。