軽々乗れて便利な電気自転車ですが、いざ捨てるとなると困ってしまう乗り物でもあります。普通の自転車とは異なり、バッテリーもあるので、安全な処分方法を知りたい人も多いでしょう。
今回は、電気自転車の処分方法を紹介します。
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目次
電動自転車は何ゴミ?粗大ゴミ?
そもそも、電気自転車は何ゴミに分類されるか分かりにくいものです。一般的には、普通の自転車と同じように、粗大ゴミに分類されるケースが多いでしょう。
ただし、電気自転車の場合は、バッテリーが付いているので要注意です。バッテリーは別途、処分する必要がありますが、自治体では処分ができない可能性が高いでしょう。
そのため、バッテリーだけは、リサイクル協力店等で回収してもらわなければなりません。間違えて、バッテリーごと粗大ゴミに出してしまうと、火災の原因にもなるので留意してください。
電動自転車の処分で防犯登録は?
普通の自転車を廃棄するときは、防犯登録の抹消をする必要があります。電気自転車も同様に手続きをしなければならないので、忘れないようにしましょう。
防犯登録の抹消手続きは、近隣の交番や駐在所、もしくは警察署内の生活安全課で対応しています。また、自転車防犯登録取扱所として認められている自転車販売店でも可能です。
防犯登録カードを持っている場合は、身分証明書と合わせて提出するだけで、簡単に登録抹消できます。無くした場合も、車体番号や防犯登録番号さえわかれば、難なく手続きが済むので、慌てる必要はありません。
ただし、防犯登録から8年以上経過している場合は、有効期限が切れている可能性が高いです。防犯登録カードを確認して、期限切れになっていた場合は、抹消手続きをしなくても問題ありません。
電動自転車の処分方法・捨て方8個
1. 粗大ゴミとして捨てる
自治体で処分する場合は、粗大ゴミに出すのが一般的な方法です。バッテリーを抜いた状態で、指定の日時にゴミ回収場所まで持っていきましょう。
粗大ゴミを捨てるときは、専用のシールを購入し、貼り付けるケースが多いので、事前に問い合わせておくことが大切です。
また、自治体によっては、電気自転車の回収を行っていないことも考えられるので、合わせて確認しておきましょう。
2. 自治体のゴミ処理場まで持ち込む
一般的に、粗大ゴミの日は、可燃ゴミや資源ごみほど多くないため、すぐに処分できない可能性があります。
粗大ゴミの日が待てない場合は、直接自治体が運営するゴミ処理場に持ち込むのもひとつの手段です。ただし、事前に予約をする必要があるため、前もって問い合わせをするようにしましょう。
また、搬入は自分で行わなければならないので、軽トラックなど搬入用の車を用意する必要もあります。
3. 販売店に依頼する
電気自転車を購入したお店が近くにあるのなら、回収を依頼するのも良いでしょう。新しい電気自転車を購入するタイミングであれば、無料もしくはリーズナブルな値段で引き取ってもらえる可能性があります。
また、回収だけを依頼する場合は、手数料がかかりますが、すぐに処分できるため、便利な方法です。万が一、閉店してしまっていたら、近隣の姉妹店等に連絡してみると良いでしょう。
4. リサイクルショップに持っていく
まだ使える状態の電気自転車であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、使える状態でも、汚れや錆等があれば、買取価格が低くなるので、出来るだけ綺麗にして持ち込むことが大切です。
最近は、LINEやアプリを使って査定をしてくれるところもあるため、事前に問い合わせておくと無駄足にならずに済みます。
5. 出張買取サービスを利用する
リサイクルショップまで搬入することができない場合は、出張買取サービスを利用するのも良いでしょう。リサイクルショップの中にも、出張買取サービスに対応しているケースがあります。
出張買取であれば、LINEやメールで査定をしてもらった後に、条件が良ければ、自宅まで引き取りに来てくれるため、大変便利です。条件が合わなければ、断ることも可能なので、無駄足になることもないでしょう。
6. 掲示板を活用して譲る
物々交換や不用品を譲る目的で用意された掲示板を利用する方法もあります。状態の良い電気自転車であれば、掲示板に掲載して、「お譲りします」という一言を添えてみましょう。
中には、多少汚れていても、使えれば譲って欲しいという人が出てくる可能性もあります。ただし、受け渡しは、個人で行うことになるため、十分にやり取りをして、トラブルが起こらないように気をつけましょう。
また、あまりにも状態の悪い電気自転車を譲るのも、相手に失礼になるため避けたほうが無難です。
7. 友人や知人に譲る
気心が知れた友人や知人の中に、電気自転車が欲しい人がいれば、譲ってあげると良いでしょう。身近な存在であれば、知らない人に譲るよりも安心です。
ただし、いくら知り合いだからといって、状態が悪い電気自転車を譲ると、トラブルの元となりかねません。綺麗に掃除してから譲れば、相手も喜んでくれるでしょう。自宅まで、引き取りに来てもらえれば、持ち運ぶ手間も省けるので助かります。
8. 不用品回収業者に依頼する
すぐにでも捨てたいけれど、粗大ゴミの日がまだ先で、搬入することもできない場合は、不用品回収業者がおすすめです。
タイミングが合えば、即日でも回収しに来てもらえる可能性があります。ただし、電気自転車だけを回収してもらうと、割高になるケースが多いので注意しましょう。
他の不用品も合わせて捨てる際に利用する方が得策です。場合によっては、買取をしてもらえることもあり、処分費用と相殺してもらえば、リーズナブルに処分できます。
自治体別の電動自転車の処分方法
◯東京都大田区
電動自転車は「自転車」として粗大ごみの処分ができます。ただバッテリーは外して別途処分が必要です。
◯神奈川県横浜市
電動自転車も、「自転車」として粗大ごみの処分ができます。ただバッテリーは外して別途処分する必要があります。バッテリーは販売店に処分してもらうか、小型充電式電池リサイクルボックスに入れてください。
◯愛知県名古屋市
「電動アシスト自転車」は、粗大ごみ処分が可能です。ただ、バッテリーは外す必要があります。
◯兵庫県神戸市
「電動アシスト自転車」は、粗大ごみ処分が可能です。ただ、バッテリーは外す必要があります。
◯福岡県福岡市
自転車は粗大ごみで回収してもらえます。電動自転車のバッテリーは、市で収集してもらえないので、回収容器が設置してある電器店などへ持っていく必要があります。
パナソニックやヤマハ・ブリジストンはバッテリー無料回収?
電動自転車のバッテリーは、自治体での回収が難しく、捨て方に困ってしまいます。そのため、リサイクル協力店に依頼して回収してもらうのが無難な方法でしょう。
実際、各メーカーでもバッテリーはリサイクルするように促しています。例えば、「YAMAHA」「BRIDGESTONE」「Panasonic」は、いずれのメーカーも、電動自転車の購入店もしくは一般社団法人JBRCに加盟しているリサイクル協力店まで持ち込むように伝えています。
また、Panasonicの自転車製造販売をする会社「パナソニック サイクルテック株式会社」は、自社もJBRCに参画しているので、直接依頼しても良いでしょう。
その他のショップで依頼する場合は、JBRCに加盟しているかどうかをチェックしてから搬入する必要があります。例えば、家電量販店やホームセンターなども加盟店になっていることが多いため、JBRCの公式サイトを確認してみると良いでしょう。
サイクルベースあさひはバッテリー処分可能?
サイクルベースあさひは、電動自転車の買取・中古販売を行っているため、バッテリーも含めて買取してくれる可能性はあります。
ただ、買取できない電動自転車の処分まではしてくれないので注意が必要です。
電動自転車の処分費用
電動自転車を処分する上で気になるポイントが、処分費用です。リーズナブルな方法は、自治体の粗大ゴミで、費用は800円〜千円程度で捨てられます。
さらに安く済ませるのであれば、自治体のゴミ処理場に粗大ゴミとして持ち込む方法が良いでしょう。一般的には、粗大ゴミ回収の半値で引き取ってもらえます。
自宅まで引き取りに来てくれる不用品回収業者は、大変便利ですが、多少割高です。処分費用は、2,000〜5,000円程度ですが、場合によっては交通費や人件費などが必要になります。
お得に不用品回収業者を利用するためには、他の不用品を合わせて処分する方が賢明です。また、不用品回収業者の中には、不当な請求をしてくる悪徳業者も少なからず存在するので、必ず見積もりを取ってから依頼するようにしましょう。
電動自転車を処分する時のよくある質問3個
Q. 不用品回収業者に依頼する場合もバッテリーは外す?
不用品回収業者は、バッテリーを外す必要がなく、そのまま引き取ってもらえます。バッテリーの処理に困っている場合は、非常に助かる処分方法といえるでしょう。
ただし、防犯登録の抹消手続きは、不用品回収業者に依頼する場合でも必須です。忘れないように手続きを済ませてから依頼しましょう。
Q. バッテリーが壊れているけれど買取可能?
電気自転車は、バッテリーが壊れると動作が悪くなります。当然、業者側も、バッテリーの状態が良いことが買取の条件です。そのため、バッテリーが壊れている電気自転車は、初めから廃棄する方向で検討するようにしましょう。
Q. 防犯登録は無視しても大丈夫?
防犯登録は必ず抹消する必要があります。買取や譲渡した後に、万が一、事件や事故が発生すると、元の持ち主にも影響が出てしまうためです。防犯登録が切れていれば問題ありませんが、期限内であれば、忘れずに手続きをするようにしましょう。
まとめ
電気自転車は、バッテリーの処分や抹消手続きなど、いくつかのステップを踏んで廃棄する必要があります。バッテリーをつけたまま捨てると、火災の原因にもなるため、正しく処分するように心がけましょう。
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