粗大ごみを捨てる際に、自治体が指定する粗大ごみシールや処理券を購入するのが一般的です。とはいえ、役場まで出向いて粗大ごみシールや処理券を買い求めるのは手間がかかります。
コンビニやスーパーなどで購入できれば楽なのにと考える人も多いでしょう。
今回は、粗大ごみシールや処理券の買い方や購入場所などを詳しく解説します。
目次
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粗大ごみシール・粗大ごみ処理券とは?
引用元:東京都杉並区
粗大ごみシールや粗大ごみ処理券とは、自治体のサービスを利用して粗大ごみを捨てる際に必要な券のことです。
粗大ごみを処分する際に、シールや処理券を貼り付けることで、回収してもらうことができます。値段は自治体によって異なりますが、ほとんどの自治体で利用されている仕組みです。
可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみなど、粗大ごみ以外を処分する際には必要ありません。粗大ごみ以外を処分する場合は、指定のごみ袋を購入するケースが多いでしょう。
粗大ごみシール・処理券の値段や料金
前述した通り、粗大ごみシールや処理券の値段は、自治体によって様々です。また、粗大ごみのサイズによっても異なりますが、大きさに比例して料金も高くなります。
一般的には、数百円から1,000円程度で購入できるケースが多いでしょう。例えば、東京都杉並区では粗大ごみを捨てる際に、「有料粗大ごみ処理券」を購入する仕組みです。
杉並区の場合は、200円と300円の粗大ごみ処理券があり、粗大ごみの種類によって、必要な枚数を貼り付けて搬入もしくは収集場所に出します。
粗大ごみシール・処理券の買い方は?現金のみ?
公共料金は現金払いが原則となっています。粗大ごみの回収も公共サービスであり、粗大ごみシールや処理券の購入に関しても公共料金の支払いと変わりありません。
そのため、粗大ごみや処理券を購入する際は、現金を用意しておくように心がけましょう。
粗大ごみ処理券はクレジットカードや電子マネーで買える?
粗大ごみ処理券は、クレジットカードや電子マネーで支払うことはできないので、現金を忘れると必要なタイミングで購入することができません。
現金を用意することを忘れないでください。必要ならATMを事前に下ろしておきましょう。
ただし、セブンイレブンの「nanaco」や、ファミリーマートの「FamiPay」なら支払うことは可能です。
粗大ごみシール・処理券はどこで買える?コンビニのみ?
粗大ごみシールや処理券は、自治体だけで販売されているわけではありません。例えば、スーパーやドラッグストアなどでも購入可能です。
また、自治体によっては銀行や郵便局でも取り扱っているケースがあります。さらに便利なのが、最寄りのコンビニです。
365日24時間いつでも購入できるので、平日の昼間は忙しくて買い物に行けない人にとっても重宝するでしょう。
「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」など、主要なコンビニで、粗大ごみシールや処理券の取り扱いを行っているので気軽に購入できます。
セブンイレブン・ローソン・ファミマの粗大ごみ処理券の買い方
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニで粗大ごみ処理券を買うときは以下の手順で買いましょう。
(1)自治体名、処理券の種類、必要な枚数を店員に伝える
(2)店員がスタンプを押したことを確認
(3)店員が持ってきた処理券の枚数と合計金額が間違っていないか確認
(4)現金で支払い
粗大ごみシールが使えないごみ一覧
多くの自治体で、粗大ごみは最大辺の長さが30cmを超えるものといったルールを設けています。
しかし、以下の家電に関しては、家電リサイクル法によって処分方法が決められているため、粗大ごみの大きさに該当しても粗大ごみシールや処理券が使えません。
・テレビ
・洗濯機・衣類乾燥機
・冷蔵庫・冷凍庫
・エアコン
これらの家電を処分する際は、家電リサイクル法に則った手段を使う必要があります。例えば、新たに買い替える場合は、電気店に引き取りを依頼しましょう。
処分のみの場合でも、引き取りに応じてもらえるので、購入店に依頼することができます。
購入店がわからない場合は、自治体に問い合わせて指定取引場所に持ち込むことが可能です。回収時には、リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。
粗大ごみシール・処理券の書き方
一般的に、粗大ごみシールや処理券を使う際は、以下の項目を記入してから処分するアイテムに貼り付ける必要があります。
・収集日
・氏名
・受付番号
集合住宅の場合は、上記の項目に加えて、部屋番号を記載することを求められるケースもあるでしょう。また、氏名はフルネームが好ましいとされています。
とはいえ、氏名や部屋番号は個人情報になり、記入することに不安を感じる人も少なくありません。受付番号のみの記載でOKな場合もありますので、自分の自治体の受付センターの人に確認しましょう。
正しい情報を記載しないと、収集を拒否される可能性があるので注意が必要です。対処法としては、収集車が来る直前に貼り付ける方法が挙げられます。
粗大ごみシール・処理券の貼り方
粗大ごみの処理にかかる手数料分の金額の処理券を、複数であっても1箇所にまとめて見やすい場所に貼りましょう。
収集する人が見つけにくいような場所に貼ると、回収してもらえない可能性があります。また素材によって剥がれやすい場合や、雨の日で破れる可能性のある場合は、粘着力の強いテープを上から貼るなどして、剥がれることのないようにしましょう。
粗大ごみシール・処理券の使い方の流れ
粗大ごみシールや処理券は、次の4ステップで使うのが一般的です。
1. 粗大ごみ受付センターに申し込む
粗大ごみシールや処理券を購入する前に、自治体の粗大ごみ受付センターに申し込みましょう。後から申し込んでも問題ありませんが、事前に申し込むことで、正確なシールの枚数を確認できます。
また、粗大ごみは、収集日や時間帯が決まっており、早く申し込んだ人から予約できる仕組みが一般的です。希望する日時に捨てるためにも、早めに申し込む必要があります。
2. 金額を確認して処理券を購入する
申し込み時に確認した金額に合わせて、粗大ごみシールや処理券を購入します。購入方法は、前述した通り、自治体の窓口や銀行、郵便局のほか、コンビニやスーパーでも可能です。
原則、現金払いとなっているため、事前に必要な金額を用意するようにしましょう。また、枚数が足らなかった場合は回収してもらえないため、間違えないように購入することも大切です。
3. 粗大ごみに貼る
購入した粗大ごみシールや処理券に、必要事項を記入して、処分するアイテムに貼り付けましょう。貼り付ける位置が悪いと、回収スタッフが見落とす可能性があります。
見落とされると、回収されない可能性があるので、必ず見やすい位置に貼るよう心がけましょう。
また、悪天候の日は、雨や雪に濡れて文字が消えることも考えられます。濡れないように留意した上で、適切な位置に貼ることも大切です。
4. 収集日の朝に指定の場所に出す
予約した収集日になったら、回収時間までに指定の場所まで持っていきます。必ずしも立ち会う必要はありませんが、きちんと回収されるか気になる場合は、回収車が来るまで待っておくと良いでしょう。
また、いくら重量があり運ぶのが大変だからといって、前日にごみを出すのはマナー違反です。
可燃ごみや資源ごみと同様に、指定日になってから運ぶようにしましょう。一人で運べない場合は、怪我をしないように複数人で運ぶ必要があります。
粗大ごみ処理費用の相場
粗大ごみ処理費用の相場をいくつかの自治体を例に紹介します。正確な金額は自分の自治体のホームページや粗大ごみ受付センターの予約時に確認してください。
<東京都杉並区の場合>
オーブンレンジ(据置型):800円
加湿器:400円
自転車(16インチを超えるもの):800円
スーツケース:400円
掃除機:400円
布団:400円
ベッド(シングル):1200円
<神奈川県横浜市の場合>
オーブンレンジ:500円
電子レンジ:500円
掃除機:200円
布団(マットレス)(2枚まで):200円
ベッド(枠のみ):1000円
粗大ごみシール・処理券を使うときによくある質問5個
1. クレジットカードや電子マネーで購入できますか?
粗大ごみシールや処理券は、公共料金と同様に現金で購入する必要があります。原則として、クレジットカードや電子マネーは使えないので注意しましょう。
2. コンビニでも購入できますか?
粗大ごみシールや処理券は、自治体の窓口以外でも、以下の店舗で取り扱っています。銀行、郵便局、スーパー、コンビニなど
ローソンやファミリーマート、セブンイレブンなど、主要なコンビニで購入できるので大変便利です。
3. 粗大ごみシールや処理券に名前を書かなくても良いですか?
ほとんどの自治体で、粗大ごみシールや処理券には「収集日」「氏名」「受付番号」を記載する必要があります。
氏名もフルネームが好ましいとされており、書かずに出すと回収されない可能性もあるでしょう。個人情報が気になる場合は、回収直前に貼ることをおすすめします。
自治体によっては受付番号のみでよいとされているところもあるため、受付時に確認しましょう。
4. 貼り付けたシールが雨に濡れたらどうなりますか?
悪天候の日に粗大ごみを出す場合、シールや処理券が雨に濡れないように注意が必要です。雨に濡れて文字が読めなくなると、回収してもらえない可能性があります。
雨や雪が降っている日は、雨に濡れない位置にシールを貼ったり、屋根のある位置に粗大ごみを出すように留意しましょう。
5. 粗大ごみシールや処理券はどこに貼れば良いですか?
粗大ごみシールや処理券は、粗大ごみを回収するスタッフが見やすい位置に貼ることが大切です。見にくい位置に貼ると、スタッフが見落としてしまう可能性があります。見落とされると、回収してもらえないこともあるので、十分注意して貼るように心がけましょう。
まとめ
粗大ごみを捨てる際は、自治体が指定する粗大ごみシールや処理券を購入する必要があります。とはいえ、コンビニやスーパーでも購入でき、自治体の窓口に行く必要がないので、気軽に処分しやすいでしょう。
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