庭木伐採

ケヤキの伐採方法と費用相場!20mケヤキの伐採処分費用

ケヤキの伐採方法と費用相場!20mケヤキの伐採処分費用

ケヤキの木を伐採したくても、サイズが大きく素人では簡単に作業することができません。しかし、庭に植えたケヤキが成長すると、近隣に迷惑をかける可能性があるので手入れは必要です。

今回は、ケヤキの伐採方法と費用相場を詳しく解説します。

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ケヤキの特徴と根の深さ


ケヤキは北海道以外の日本各地に分布する広葉樹で、公園や街路樹などにも活用されています。四季折々の姿を見せてくれる樹木であり、紅葉や落葉、新緑の季節に癒される方も多いでしょう。

枝ぶりの美しさから、公共の場所だけでなく、個人宅の庭に植えられることも少なくありません。また、非常に大きく育つのが特徴で、成長の早い「早生樹」に分類されています。

天高くすくすくと成長するため、気がつけば直径1mを超える幹を持ち、高さ20〜30m級の巨木になっていたというケースも多いでしょう。

ケヤキの根の深さは、高さの20分の1程度です。例えば20mのケヤキの木であれば、1mの根を張っています。

しかし、巨木を支えるために、枝ぶりと同じだけの根を広げているため、伐採だけでなく抜根にも大変な労力がかかる木といえるでしょう。

ケヤキの伐採に必要な道具

ケヤキの伐採に必要な道具
ケヤキは、高木になるため様々な道具を用いて伐採する必要があります。主な道具は以下の通りです。

・のこぎり
・チェーンソー
・安全帯
・ロープ
・ヘルメット
・作業着
・防護メガネ
・軍手

まず、枝や幹を切るためにのこぎりやチェーンソーを使います。特に、太さが30cmを超えた幹は、のこぎりだけでは対処できないため、チェーンソーが欠かせません。

また、高所での作業を安全に行うために、安全帯やロープ、ヘルメットなども用意する必要があります。

作業時は、長袖・長ズボンの作業着もしくは防護服を着て、体を守るようにしましょう。のこぎりやチェーソーで作業をすると、木屑が飛び散るのでゴーグルも必須アイテムです。

道具を見てもわかるように、ケヤキの伐採は危険が伴います。自分で行う場合は、十分注意して伐採作業にあたりましょう。

ケヤキの伐採方法・切り方4ステップ

1. 防護服を着る

基本的な作業ですが、必ず行わなければならないのが防護服や防護具の装着です。身を守るための大切なアイテムなので、抜かりなく準備しましょう。

2. 木を倒す方向を定める

防護具や防護服の準備が完了したら、はじめに木を倒す方向を定めます。

ここで綿密に計画しないと、近隣の家に迷惑がかかったり、作業者や通行人が下敷きになったりする恐れもあるため十分に検討するようにしましょう。

特に、斜面にケヤキが植わっている場合や風が強い日などは、さらに危険度が高くなるため要注意です。

3. 木にロープを掛ける

ケヤキを倒す方向がしっかりと定まったら、ロープを掛けましょう。木にロープをかけて作業をすることで、木を引っ張りながら制御します。

基本的には、高い位置にロープを掛けて作業を行いましょう。また、木を倒す方向にロープを引っ張り、荷重をかけて倒していく点もポイントです。

4. 伐採する


伐採をする際は、ケヤキの幹に「受け口」と「追い口」という切り込みを入れます。

受け口は、倒れる方向の幹に入れる三角形の切り込みです。幹の直径3分の1程度の深さに、30〜45度の角度で入れましょう。

追い口は、受け口の反対側に入れる切り込みで、幹の直径3分の1程度の深さにまっすぐ入れます。

この作業によって、ケヤキの自重で木が倒れるという流れです。ただし、ケヤキの大きさや植わっている環境によって調整が必要なので、無理はしないようにしましょう。

ケヤキの伐採時期

ケヤキをはじめとする大木の伐採は、冬に行うケースが一般的です。

春から秋は、葉っぱが覆い茂っているため作業の邪魔になります。また、蜂や蚊などの虫が多く、虫刺されのリスクもあるでしょう。冬になると、葉が落ち虫もいなくなります。

枝だけになったケヤキは、葉っぱが覆い茂った状態よりも周囲が見渡しやすく、作業がしやすくなるでしょう。

加えて、樹木が成長を止めるため、幹から水分が抜けて乾燥する点も伐採時期として適しているポイントです。水分が豊富な時期と比べて軽くなり、伐採した後の作業においても木を扱いやすくなります。

ケヤキの伐採費用相場

ケヤキの伐採を業者に依頼した場合の費用は、木の大きさや高さによって異なります。
一般的な相場は以下の通りです。

木の高さ 料金相場
10m未満 20,000〜70,000円
15m未満 50,000〜100,000円
20m以上 100,000〜150,000円

特に、作業環境が狭く、周囲に住宅が多い場所だと作業が困難になるため伐採費用が高くなりがちです。

また、根元まで伐採するか一部だけを切るかによっても費用が異なります。抜根までするとなると、さらに高くなることが考えられるでしょう。

一方、作業がしやすく、処分する木を運ぶための車両がすぐ近くまで入れられれば、コスト削減できる可能性があります。

こうした様々な状況を踏まえて費用が設定されるので、依頼する際は事前に見積もりを取るようにしましょう。

20mケヤキの伐採処分費用

20mの高さに育ったケヤキは、幹の太さも30cm〜1mと非常に太くなります。高所作業にかかる道具や重機の他に、太さにも対応した道具が必要です。そのため、伐採処分にかかる費用は高額になるでしょう。

20mのケヤキを伐採処分する際にかかる一般的な費用は以下の通りです。

伐採費用:150,000円
処分費用:50,000円
交通整理(近隣に影響がある場合)2,500円
合計:202,500円

ただし、これはあくまでも目安であり、状況によって費用は大きく異なります。伐採を行う場合は、現地調査をしっかりと受けて細かく見積もりをとることが大切です。

ケヤキの伐採業者の選び方

高木になったケヤキを伐採するためには、それなりのスキルや経験値が必要です。伐採業者を選ぶ際も、高木の伐採をした実績があるかどうかを確認しましょう。

また、問い合わせをした際の対応も重要なポイントです。丁寧な対応をしてくれる業者であれば、作業も丁寧に行ってくれる可能性が高いでしょう。加えて、見積もりについても確認することが大切です。

見積もりの内容が細かく記載されていると、必要な作業とそうでない作業の見分けがつきます。反対に、大雑把な見積もりを出された場合、後から追加料金を請求される可能性があるため注意しましょう。

⇒関連記事:大木の伐採方法と費用相場・安く抑える方法5個

まとめ

今回は、ケヤキの伐採方法や費用について詳しく解説しました。ケヤキは高木に成長するため、いくら伐採方法がわかっても素人判断で作業をするのは危険です。安全に伐採するためにも、経験値の高い伐採業者に依頼するようにしましょう。

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