庭木伐採

伐採木の処分方法7選!伐採した木の処分費用相場・業者選び

よかれと思って植えた木が、気がつけば大きくなりすぎて管理に困っているというケースは少なくありません。とはいえ、素人ではなかなか伐採できるものではなく、どうしたらいいか分からない人も多いでしょう。また、なんとか伐採できても、処分方法が分からないということもよくある話です。

今回は、伐採した木の処分方法や費用相場について解説します。

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伐採した木は産業廃棄物?一般廃棄物?ゴミ分類は?

伐採した木の内容によってゴミの分類は変わります。建設工事等で発生した伐採木は「産業廃棄物」です。

しかし、自宅の庭に生えていた木を伐採したような場合は「一般廃棄物」になります。そして小さく切断すれば可燃ごみ(燃えるゴミ)として処分することが可能です。

伐採木・切った木の処分方法7個

まずは、伐採した木の処分方法について、パターン別に紹介します。

1. 可燃ゴミとして捨てる

ほとんどの自治体では、伐採した木を可燃ゴミとして回収しています。ただし、長い枝や幹はそのまま捨てることができません。自治体が定める長さ以下に切ってから、指定の回収場所へ持っていく必要があります。中には、木を資源ごみとして回収しているケースもあるでしょう。

また、あまりにも量が多い場合は、粗大ゴミになる可能性も少なくありません。伐採した木を正しく処分するためには、指定箇所に捨てる前に、自治体に問い合わせることが大切です。

自治体が指定する長さに収めるのが困難な場合やあまりにも量が多い時は、自治体で捨てるのはおすすめしません。

2. 指定業者に回収を依頼する

自治体の指定する業者に連絡を行い、回収を依頼する方法です。粗大ごみなどの回収を担当していて、違法行為を行わない業者が選定されているはずです。

自治体指定ということで、安心して依頼できるでしょう。ただ、すぐに回収してもらうことは難しく事前に予約を行い、指定日に回収してもらう必要があります。

3. 自治体の処理施設に持ち込む

住んでいる自治体もしくは、その周辺地域にごみ処理施設があり、伐採木を自分で持ち込んで処分してもらう方法です。

持ち込む場合は、事前に連絡して持ち込みが可能か確認すると安心です。自治体の案内資料などを参考に場所を確認して相談するといいでしょう。

4. リサイクル業者に依頼する

伐採した木が大量にある場合や、サイズが大きい時はリサイクル業者に依頼するのも一つの手段です。

リサイクル業者では、回収した伐採木を工場で粉砕し、「チップ」や「ペレット」に加工します。その後、製紙会社などに販売され、リサイクルペーパーの原料や燃料としてリサイクルされるのが一般的です。伐採した木が、エコな活動の一旦を担うことになるので、罪悪感なく捨てられる手段ともいえます。

また、リサイクル業者の多くは、自宅や現場まで伐採木を回収しに来てくれるため、自分では運べないという人にもおすすめです。

5. フリマアプリで売る

DIY人気が高まっている近年は、伐採木を必要としている個人も少なくありません。また、スマホやPCの充実により、フリマアプリや譲渡関係のアプリも増えています。

こうしたシステムを利用したり、知り合いや友人などに木材を探している人がいれば、売買したり譲渡するのもよいでしょう。DIYに限らず、薪ストーブやキャンプで使う燃料としても重宝されます。

ただし、フリマアプリなど知らない人との個人間売買をする場合は、郵送をする手間も必要です。梱包して安全に輸送するための時間も踏まえて、考える必要があります。

6. 材木屋や家具工房などで買い取ってもらう

近隣に、材木屋や家具工房、木工職人などがいる場合は、専門家に買い取ってもらうのもおすすめです。珍しい種類の木であれば、伐採木だとしても高値がつく可能性もあるでしょう。

また、ポピュラーな杉やブナなども、高値で買い取ってもらえるケースが多く見られます。

ただし、遠方にある業者の場合、交通費をかけてまで引き取りに来てもらえないこともあるでしょう。こうした業者に心当たりがある場合は、運送費も踏まえて交渉することが大切です。

7. 不用品回収業者に依頼する

自分で作業をするのが困難な人や時間がない場合は、不用品回収業者に依頼すると全ての作業を引き受けてくれます。

例えば、伐採した木をまとめていない場合でも、問題なく回収してもらえるので手間がかかりません。

中には、伐採自体も請け負っている業者もあるため、伐採ができずに困っている人にもおすすめです。庭木一本でも伐採可能としている不用品回収業者も見られるので、まずは相談してみましょう。

ただし、手数料や作業代金は必要となるので、見積もりは欠かせません。必ず、現場を見てもらってから見積もってもらうようにしましょう。

伐採した木の根っこの処分方法


木を伐採した時に、困難なのが根っこの処分です。幹や木の処分はなんとかできても、根っこが根強くてどのように対処したらいいか分からない人も多いでしょう。放っておけば、再び芽が伸びてしまったり、転倒の原因にもなりかねません。

小さな木であれば、シャベルを使って地道に掘るという手段もありますが、大きな木だとなかなか抜けないでしょう。大きな木は重機を使った方法なども検討が必要になります。

自分でできない時は、業者に依頼して処分してもらう必要があります。伐採を依頼する場合も、根っこについての相談を忘れないように行いましょう。

伐採した木の処分で燃やすのは?

ごみの野焼きは、廃棄物処理法という法律で禁止されており、伐採した木を燃やすと野焼き行為に該当するおそれがあります。

違法行為に該当する可能性があるため、伐採した木の処分で燃やすのはやめましょう。

伐採した木を枯らす方法・腐らせる方法は?塩は使える?

伐採したあとの切り株が残っている場合、まだ生きていればそこから芽が出てくることがあります。そのため、枯らすのです。下記のことを行えば腐らせることができるでしょう。

(1)電動ドリルで穴をいくつか開けます。
(2)そこに除草剤を流し入れます。上手く入らない場合は、スポイトを使うなどして入れるようにしてください。

塩は、枯らすのに時間がかかるだけでなく、他の植物にも影響する可能性があるため、控えたほうがいいでしょう。

※参考
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伐採した木を埋めるのは?

庭に植えてある小さな木の伐採した枝を庭に埋める程度であれば、問題ありませんが、大木を埋めるとなると相当掘る必要があり、重機が必要になるでしょう。

ただ、伐採した木を埋めると軟弱な地盤になり、土地を他の用途に使用するときに問題となる可能性があるため、おすすめできません。

伐採した木を放置するリスク

伐採した木を放置しておくと、シロアリが湧く可能性があります。シロアリが湧くと、家屋の土台となる木材にもやってきて、被害が出るおそれがあります。

そのため、伐採したあとの切り株などは、そのまま放置せずに抜根するなど、対処しておくのがいいでしょう。

伐採した木の使い道・再利用方法

伐採した木は、様々な活用用途があります。例えば、幹が太い木であれば、枝を綺麗に打ってから丸太に製材され、さらに角材へと加工されるケースが多いです。

加工された伐採木は、家具職人が材料にしたり、大工によって家の柱になったりします。特に、樹齢を重ねた巨木は、非常に貴重な材として重宝される可能性も高いでしょう。

また、幹から落とされた枝も、しっかりと使い道があるので、捨てられるだけではありません。枝の多くは、細かく粉砕されたのち、火を燃やす際の燃料として利用されます。

近年は、SDGsやエコな生活が叫ばれており、伐採木も大切に使われるケースがほとんどです。思い入れのある木であれば、自宅で使うための家具や食器に加工したり、インテリアに活用するのもおすすめです。

伐採木の処分費用相場

伐採木を処分する上で、多くの人が気にしているのが処分費用でしょう。

まず、最も費用をかけずに処分する場合は、一般ごみとして自治体に回収してもらうの一般的です。伐採から指定場所への運搬まで自分で行えば、ほとんど費用がかかりません。

自分で作業ができない場合は、業者に依頼する必要があります。伐採も含めて木の処分を依頼する際にかかる費用は、主に「伐採作業費」「運搬費」「処分費」の3パターンです。

木の大きさ 伐採作業費 処分費用
3m未満 3,000〜9,000円 3,000円〜
5m程度 15,000〜30,000円 3,000円〜

伐採作業費は、作業スペースの状態や木の高さによって異なります。一般的には、3m未満であれば、3,000〜9,000円程度です。5m程度の高木になれば、1.5万円〜3万円かかるでしょう。

さらに、抜根まで依頼する場合は、プラスで費用が必要です。幹周り太くなればなるほど、費用が高くなり、30cm未満の幹周りの場合は、5,000円から1万円程度かかります。幹周りが80cmを超えるような木の場合には、3〜5万円程度かかることもあるので、しっかり見積もりを取ることが大切です。

運搬費や処分費も木や幹の大きさで異なります。最低でも3,000円からで、大きなものであれば3万円近くかかることもあるでしょう。

伐採木の処分業者の選び方


処分業者に依頼したあとにトラブルになるケースもあるため、これから説明する選び方を参考に、依頼を行ってください。

まずは、伐採木の量やしてほしいことを明確に伝えて、見積もりをしてもらいましょう。

優良業者であれば、明確な見積もり料金を伝えてくれるはずです。現場を見ないとわかりにくい場合は写真や動画を撮影して送る、現地で見積もりしてもらうなどの工夫を行い、できるだけ正確に見積もりしてもらうと、後から思っていた金額と違うなどのトラブルを防げます。

自分の都合のいい日時に処分してほしい場合や、伐採木の運び出しなども手伝ってほしい場合は、不用品回収業者がいいでしょう。

伐採木の処分費用を安くするコツ

前章でも触れたように、処分費を抑えて庭木を伐採しようと思えば、自分で作業する必要があります。

全て自分で作業するのが難しい場合でも、できる範囲だけ作業しておくと費用を抑えることが可能です。特に、3m以内の小さな木であれば、自分で作業することもできるでしょう。

ただし、素人が簡単に手を出せる作業ではないので、安全第一で考えることが大切です。

業者に依頼する場合は、見積もりが欠かせません。正確な見積もりを出すためには、伐採する範囲を決めておく必要があります。途中で作業が増えれば、見積もりよりも高い金額を請求されるためです。

また、初めの段階で数社に見積もりを出すと、相場が見えてくるので、不必要な作業代を請求されるリスクを避けられます。

伐採した木の処分でよくある質問

Q. 伐採した木は燃やしていい?

伐採した木を庭や空き地で燃やす行為は、野焼きとして廃棄物処理法で禁止されています。燃やさないようにしましょう。

Q. 伐採した木の放置は危険?

伐採した木を放置するとシロアリが発生する可能性があります。また放置しても土に還るまでにはかなりの時間がかかります。放置せずに処分するのがおすすめです。

Q. 伐採した木の再利用は?

伐採した木は再利用が可能です。DIYで使ったり、良質な木材であれば加工して利用できる可能性もあるでしょう。

まとめ

庭木の伐採は手間がかかり、処分も困難です。小さな木であれば比較的作業しやすいですが、大きく育った木を処分するのは至難の技でしょう。

適切に処分するためには、プロに依頼するのも一つの手段です。木のサイズや作業スペースも踏まえて、詳細を伝えた上で見積もりを依頼するようにしましょう。

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  • この記事を書いた人

TRUSTCORP

株式会社TRUSTCORPは、遺品整理・特殊清掃・不用品回収・ハウスクリーニング・樹木伐採などで長年の実績があります。サービス提供地域は、関西地方・中国地方・四国地方。遺品整理士、事件現場特殊清掃士などのプロが揃っています。

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