下関市の粗大ごみ処分！一覧・持ち込み料金・申し込み方法

可燃ごみや不燃ごみとは異なり、粗大ごみの処分は一手間かかります。また、各自治体によってルールが定められているので、遵守して捨てることが大切です。

今回は、下関市の粗大ごみ処分方法について解説します。

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下関市の粗大ごみとは？

下関市の粗大ごみに該当するアイテムは、重量が10kg以上あるものか45リットルの指定ごみ袋に入らないものです。

例えば、家具や寝具のほか、掃除機や扇風機といった家電などが該当します。そのほか、スキー板やサーフボードなどの板状のアイテムも粗大ごみとして捨てることが可能です。

下関市の粗大ごみで回収できないもの

下関市では、以下のものは粗大ゴミで収集してもらうことができません。

・概ね50kg以上の物
・処理困難物
・リサイクル制度があるもの
・事業活動に伴って生じるごみ

＜具体例＞
タイヤ、フロンガス含有品（除湿機、冷風機など）、パソコン 、FRP船、感染性廃棄物（注射器など） 、オートバイ、原動機付自転車、電動ベッド、消火器、ピアノ、

下関市の粗大ごみ回収処分方法・出し方

下関市で粗大ごみを処分する方法は、「戸別収集」と「持ち込み処分」の2パターンです。

戸別収集の場合、行動に接する出入り口付近に運搬する必要があります。重量があるものやサイズの大きな品目を運ぶことになるため、複数人で運んだ方がよいでしょう。

運搬車両が用意できる場合は、持ち込み処分もおすすめです。戸別収集の収集日は月に2回程度なので、すぐ処分したい方も持ち込み処分が適しているでしょう。

粗大ごみの戸別収集申し込み手順

粗大ごみを処分する際、一般ごみとは異なりごみステーションに排出できません。事前に申し込みした上で、月に2回程度設けられた粗大ごみの戸別収集で回収してもらいましょう。

粗大ごみの戸別収集申し込み手順は以下の通りです。

1. 電話もしくはインターネットから申し込みをする

粗大ごみ等受付センターに電話もしくはインターネットで申し込みをしましょう。

電話の場合、「電話番号」「住所」「氏名」「ごみのサイズ」「個数」「自宅近辺の道路状況」などを伝える必要があります。インターネットの場合は、表示される内容に合わせて申し込みを進めてください。

2. 収集日、手数料、受付番号を確認する

申し込みをした段階で伝えられる「収集日」「手数料」「受付番号」を確認しましょう。万が一、変更がある場合は、収集日の3業務日前までに連絡する必要があります。

3. 粗大ごみ等処理券を購入する

事前に確認した金額の粗大ごみ等処理券を購入しましょう。粗大ごみ等処理券は、下関市内のコンビニやスーパーなどで販売されています。

4. 収集日当日に排出する

事前に購入した粗大ごみ等処理券を貼り付けた上で、8:30までに接する出入り口付近まで排出します。

＜注意点＞
戸別収集では、自宅から運ぶサービスは行っていません。収集箇所へは自分で運ぶ必要があるため注意しましょう。

また、終日かけて収集されるので具体的な時間は決まっていません。上限は1日につき15点までです。

粗大ごみの持ち込み・自己搬入処分手順

粗大ごみの持ち込み、自己搬入する場合の手順は以下の通りです。

1. 営業時間内に持ち込む

下関市が運営する処理施設の営業時間内に持ち込みましょう。

営業時間は、月曜日から金曜日の8時15分〜16時までです。祝日でも搬入できます。

2. 処理手数料を支払う

搬入した際に、各施設で処理手数料が計算されるので、提示された金額を支払いましょう。100kgまでの一般廃棄物処理手数料は520円です。

＜注意点＞
戸別収集と直接搬入の場合、分別が異なる可能性があります。正しく分別するために、前もって下関市の環境施設課に連絡をして確認しましょう。

搬入は自分で行う必要があるので、搬入車両とサポートしてくれる人手が必要です。難しい場合は無理をして搬入するのではなく、戸別収集を選びましょう。

粗大ごみの持ち込み場所

可燃ごみは「奥山工場」へ、不燃ごみは「吉母管理場」へ持ち込みをしましょう。

例えば、ベッドやマットのスプリング入りは不燃ごみで吉母管理場になります。

◯奥山工場（可燃ごみ）

住所：山口県下関市大字井田字桑木10378
電話：083-257‐5311
受付時間：月〜金8:15〜16:00（土日年末年始休み）

◯吉母管理場（不燃ごみ）

住所：山口県下関市大字吉母字舟頭10332-1
電話：083-286-2803
受付時間：月〜金8:15〜16:00（土日年末年始休み）

＜費用＞

◯一般廃棄物処理手数料
100kgまでごとに520円

◯産業廃棄物処分費用
100kgまでごとに1560円

粗大ごみ処理券の購入方法と使い方

粗大ごみ等処理券は、「100円券」「300円券」「500円券」の3種類あり、下関市内にあるスーパーやコンビニで販売されています。各金額の券を組み合わせて、必要な金額分を用意しましょう。

例えば、ダブルベッドのフレームの手数料は700円です。この場合、500円券1枚と100円券2枚を組み合わせて使います。

粗大ごみ等処理券を購入したら、処分するアイテムの見える部分に貼りつけてから排出してください。

金額が不足していた場合、収集してもらえない可能性があるので注意が必要です。排出する品目によって金額が異なるので、事前に確認してから正しく購入しましょう。

下関市の粗大ごみ一覧と処分料金

下関市では特定家庭用機器（エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機）も処理手数料を払うことで収集してもらうことができます。ただし、特定家庭用機器はインターネット申し込みはできず、電話申し込みが必要です。

※屋内からの運び出しは依頼できないので、出入口付近など指定場所までは自分で運ぶ必要があります。

粗大ごみの品目と処理手数料の一覧です。

参考：下関市のゴミの分別

下関市のその他の戸別収集するゴミの捨て方

燃やせないごみ

「燃やせないごみ」は、オレンジ色の指定のごみ袋に入れて、しっかりと口を結び、出しましょう。
※「燃やせないごみ」は破砕処理されます。

＜燃やせないごみの具体例＞
ガラスくず、なべ、やかん、傘、陶磁器、ガラス製品、文具、おもちゃ、トースター、ラジオ、炊飯器、包丁、ガラスくずなどの危険な物など。
※トナーカートリッジ、消化器、パソコンは収集できないごみです。

有害ごみ

水銀使用廃製品と水銀使用廃製品以外は、それぞれ別のごみ袋に入れ、袋に100円の処理券を貼って出してください。

＜水銀使用廃製品の具体例＞
蛍光管、水銀体温計、温度計、血圧計など

＜水銀使用廃製品以外の具体例＞
珪藻土マット、珪藻土コースター、乾電池、ライター、小型充電式電池など

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まとめ

今回は、下関市の粗大ごみ処分方法について解説しました。戸別収集と直接搬入の2パターンの処分方法があるので、状況にあった方法を選びましょう。

戸別収集の場合、収集日が限られているので直接搬入がおすすめです。ただし、搬入車両が必要なので、用意ができない場合は戸別収集を選択したほうが賢明でしょう。