座り心地が良くて人気の高いマイクロビーズクッションは、「人をダメにするクッション」とも言われていて人気がありますよね。ヨギボー、無印良品、ニトリなど様々なメーカーから販売されています。
そして毎日のように使っていると、破れたり汚れたりして使えなくなることもあるでしょう。しかし、素材がよくわからないため、どうやって捨てたらいいか分かりづらいのがデメリットです。
今回は、ビーズクッションの捨て方について詳しく解説します。
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目次
ビーズクッションとは何ゴミ?粗大ゴミ?
ビーズクッションのサイズは様々で、いざ捨てるとなると何ゴミなのか迷ってしまいますよね。直径30cmを超えるサイズのビーズクッションであれば、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして受け入れています。ただし、自治体によって粗大ゴミに該当するサイズが異なるので注意しましょう。
また、小さいタイプのビーズクッションであれば、クッションカバーと中身のビーズ、ファスナーなどに分別して捨てるのが一般的です。
クッションカバーは、布素材で作られているケースが多いので、可燃ゴミとして捨てられます。中身のビーズは、プラスチック素材に該当するので、資源ごみもしくは不燃ゴミとして捨てるのが一般的でしょう。また、金属部分も不燃ゴミとして捨てられます。
いずれにしても、自治体によって分別方法が異なるため、事前に確認することが大切です。
ビーズクッションの捨て方7個
1. 粗大ゴミとして捨てる
30cm以上ある大きいサイズのビーズクッションは、粗大ゴミとして捨てられます。解体すれば、それぞれの素材に分別できますが、作業をする時間がなかったり面倒だったりする場合は、粗大ゴミが最も簡単でしょう。
粗大ゴミの回収方法は、自治体によって異なりますが、指定場所に搬入するケースが一般的です。回収状況によっては、すぐに引き取ってもらえない可能性もあるので、確認してから搬入しましょう。
2. 自治体の分別方法に従って捨てる
粗大ゴミとして搬入するのが面倒な場合は、分解してそれぞれの処分方法に従って捨てる方法もあります。
一般的に、ビーズクッションのカバーは布素材なので、可燃ゴミとして捨てられるでしょう。中身は、プラスチック製がほとんどであり、資源ゴミもしくは不燃ゴミに該当します。
他の家庭ゴミと合わせて、ゴミ袋に入れて捨てられるので、最もリーズナブルに処分できる方法です。
3. 自治体の処理施設に持ち込む
各自治体では、指定日にゴミを出せなかった人のために、処理施設への持ち込みを許可しているケースが多くあります。
ビーズクッションも、粗大ゴミの日が待ちきれない場合や解体が面倒な場合は、自治体の処理施設に持ち込むと良いでしょう。自治体サービスなので、比較的処分費用も安く抑えられるでしょう。
ただし、搬入前には連絡しておく必要があり、飛び込みでは受け取ってもらえない可能性が高いので注意が必要です。
4. リサイクルショップで売る
比較的綺麗な状態のビーズクッションであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうのもひとつの方法です。捨てる予定だったものをお金に変えられるので、一石二鳥のシステムといえるでしょう。
ただし、使い込まれたビーズクッションや、使っていなくても汚れていたり使用感があったりすると買い取ってもらえない可能性があります。また、リサイクルショップではさほど需要がないため、高値での買取は期待できないでしょう。
5. フリマサイトに出品する
近年は、フリマアプリが充実しており、ビーズクッションを必要としている人を見つけられます。とはいえ、リサイクルショップ同様、あまり使用頻度が高いものは出品してもなかなか売れません。
また、フリマサイトでは、自分で写真を撮ってアップロードし、購入者に見てもらう必要があります。綺麗なビーズクッションだったとしても、写真の撮り方によっては魅力的に見えないので注意しましょう。
6. 不用品回収業者に依頼する
ビーズクッションだけではなく、その他の不用品も合わせて捨てたいのであれば、不用品回収業者に依頼すると便利です。
どんなものでも、電話1つで自宅まで取りに来てくれるので、自分で搬入する手間がかかりません。また、分別も必要ないので気軽に捨てることができるでしょう。
ただし、中には悪徳な業者もあるので、しっかりと見積もりを取ってから依頼することが大切です。
7. 家族や友人に譲る
綺麗な状態のビーズクッションであれば、必要としている家族や友人に譲るという手段もあります。特に、大きなビーズクッションは買えば高いので、喜んでもらってくれる人もいるでしょう。
とはいえ、いくら親しい間柄でも、汚れていたり破損していたりするものを譲るのは失礼に当たります。押し付けにならないように、現物を確認してもらってから譲るように心がけましょう。
自治体別のビーズクッションの捨て方
◯東京都杉並区
30cm以上なら粗大ごみ、30cm未満なら可燃ごみ。飛散防止のためカバーは付けたまま。
◯神奈川県横浜市
50cm以上なら粗大ごみ、50cm未満は燃やすごみ。
◯大阪府大阪市
30cm以上なら粗大ごみ、30cm未満なら普通ごみ。
◯愛知県名古屋市
30cm以上なら粗大ごみ、30cm未満なら可燃ごみ。飛散防止のため、「ビーズクッション」と袋に紙を貼る。
◯北海道札幌市
指定ごみ袋に入る場合は「燃やせるごみ」、入らない場合は「大型ごみ」で処分。
小さいビーズクッションの捨て方は?
前項でも触れたように、小さいビーズクッションは分解して捨てるのが一般的です。カバー部分は布でできているため、可燃ゴミとして捨てられるでしょう。
中身のビーズは、ポリスチレンやポリウレタンといったプラスチック素材が使われています。そのため、資源ゴミや不燃ゴミとして分別するように指示されているケースが多いでしょう。
自治体によっては、可燃ゴミにまとめることが許可されているケースもあるので、その場合は袋に入るサイズに裁断して捨てると楽です。
ただし、中身が飛び出ると処理が面倒になるので、気をつけて分解するように心がけてください。また、自治体によって分別ルールは様々なので、事前に確認することが大切です。
無印良品のビーズクッション(体にフィットするソファ)の捨て方
無印良品のビーズクッション(体にフィットするソファ)を捨てるには、自治体の粗大ごみ回収や、不用品回収業者などの処分方法がおすすめです。
無印良品は不用品の引き取りサービスを行っていますが、ビーズクッション(体にフィットするソファ)は対象外になっています。自治体の粗大ごみ回収では、事前に予約し、指定日時に指定の場所へ運ぶ必要があります。
ニトリのビーズクッションの捨て方
ニトリのビーズクッションを捨てる場合にも、自治体の粗大ごみ回収や、不用品回収業者などの処分方法がおすすめです。
ニトリでは、配送員設置商品を購入した場合に、家具の引き取りサービスが利用できますが、料金は4,400円で購入した商品と「同数量」もしくは「同容量」までの物に限られています。
ヨギボーのビーズクッションの捨て方
ヨギボーのビーズクッションを捨てる場合にも、自治体の粗大ごみ回収や、不用品回収業者などの処分方法がおすすめです。
ヨギボーには、引き取りサービスはないのでメーカーで引き取ってもらうことはできません。
ビーズクッションを捨てる時のコツと注意点3個
1. 中身の飛び散りに注意する
ビーズクッションの中身は、小さなプラスチック素材になっています。静電気を帯びやすい素材のため、分解時に飛び散ってしまうと、あちこちにくっついて大変なことになるでしょう。
掃除機を使っても、吸引しにくく、粘着テープを活用して掃除をしなければなりません。ビーズクッションを捨てるだけなのに、余計な仕事が増えてしまっては手間ばかりかかることになります。
分解する際は、飛び散らないように袋の中で作業するなどの工夫が必要です。
2. ペットや子供に注意する
ビーズクッションは、ペットや子供からしたら楽しいおもちゃのように見えます。しかし、中身に入っているビーズは非常に細かく、誤飲してしまえば窒息の危険性も否めません。
また、内部にはカビの胞子がいる可能性もあるため、ペットや子供が吸引しないように気をつける必要があります。作業するときは、できるだけペットや子供がいない場所を選ぶようにしましょう。
3. マスクをして作業する
ペットや子供だけではなく、作業する人の体調にも意識を配る必要があります。前項でも触れたように、ビーズクッションは長く使う中でカビが生える可能性があります。
中身を出して処分する場合、カビの胞子が飛び散ることもあるため、必ずマスクをして吸い込まないように気をつけましょう。また、作業をする際は、換気をしながら行うことが大切です。
ビーズクッションが破れた時の処分方法
ビーズクッションは、頻繁に使っていると破れてしまうこともあります。例えば、ペットを飼っている人は、ペットの爪が引っかかって中身が出てきたということもあるでしょう。
このようにビーズクッションが破れたときは、中身がどんどん溢れてしまう可能性があるので、カバーと中身を分別する必要があります。
中身だけを別の袋に入れて、カバーは可燃ゴミとして捨てましょう。中身は、プラスチック素材なので、資源ゴミもしくは不燃ゴミに該当するのが一般的です。
分別方法については、各自治体に問い合わせるようにしましょう。
まとめ
使い心地がよくて人気の高いビーズクッションは、捨て方に迷うアイテムでもあります。大きいサイズであれば粗大ゴミでも可能ですが、小さいタイプは分別するのが一般的です。また、綺麗な状態であれば、次に使う人へ譲る方法も選択肢に入れてみるのも良いでしょう。
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