カミソリ(剃刀)は、男女問わず日常的に使う消耗品です。カミソリを使用していて困るのが、刃の捨て方でしょう。正しく捨てなければ怪我をする可能性もあり注意が必要です。
今回は、カミソリの刃の捨て方を解説するとともに、電動カミソリや女性用カミソリの捨て方などにも触れていきます。
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目次
カミソリの刃の種類
カミソリと一括りにしても、実は種類が様々にあります。主なカミソリの刃は、「T字タイプ」「L字タイプ」「電動タイプ」が挙げられます。
T字カミソリ
まず、T字カミソリは、その名の通り「T」の形をしています。手動で毛を剃る際に使うカミソリで、刃を持ち手から外して取り替えられるタイプが一般的です。リーズナブルなタイプであれば、使い捨てになっているカミソリもあるでしょう。
L字カミソリ
続いてL字カミソリについてです。ほぼ直線のフォルムをしたカミソリで、上部がカミソリ、下部が持ち手になっています。T字カミソリと同じく、手動で使うタイプですが、刃の交換はできません。
電動カミソリ
電動カミソリは「シェーバー」といわれ、刃の交換が可能です。T字やL字タイプとは異なり、刃が露出していないので、安全に使いやすいでしょう。
カミソリのメーカー
カミソリのメーカーはたくさんあります。複数のメーカーの商品を使ったことがある方も多いでしょう。有名なところだと、P&Gのジレット、Schick(シック)、貝印、フェザー安全剃刀などがあります。
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カミソリの刃の捨て方や処分方法[自治体別]
カミソリの刃は、自治体によって捨て方が異なります。処分する際は、暮らしている自治体に問い合わせることが大切です。今回は、10箇所の自治体を例に挙げて捨て方を見ていきましょう。
東京都内
◯東京都渋谷区
刃で怪我をしないようにガムテープなどで保護し、「不燃ごみ」として出す。
◯東京都新宿区
厚紙等で包み「危険」と明記して「金属・陶器・ガラスごみ」として出す。
◯東京都豊島区
新聞等で包み「キケン」と明記して「金属・陶器・ガラスごみ」として出す。
◯東京都杉並区
不燃ごみ。厚手の紙などで包み「危険」と表示して出す。
◯東京都港区
不燃ごみ。新聞紙等に包んで「キケン」と書いて出す。
東京都以外
◯神奈川県横浜市
新聞紙等で包み、品名を明記して「小さな金属類」として出す。
◯大阪府大阪市
厚紙等で包み「キケン」と明記して、「普通ごみ」として出す。
◯愛知県名古屋市
丈夫な紙等で包み「キケン」と明記して、金属のカミソリは「不燃ごみ」プラスチック製は「可燃ごみ」として出す。
◯福岡県福岡市
本体がプラスチック製のものは刃をつけたまま「燃えるゴミ」として、本体が金属製のものは「燃えないゴミ」として出す。
◯宮城県仙台市
厚手の紙等に包み、指定袋に「キケン」と明記して「家庭ごみ」として出す。
◯北海道札幌市
厚紙等に包み、「キケン」と明記して「燃やせないごみ」として出す。
◯広島県広島市
新聞紙等で包んだ上に丈夫なポリ袋に入れ「危険」と明記して「不燃ごみ」として出す。
T字カミソリの捨て方は?燃えるゴミ?
T字カミソリには、持ち手が金属製のものとプラスチック製のものの2パターンがあります。
一般的に、持ち手がプラスチック製のものは、「燃やすごみ」になることが多いでしょう。金属製のものであれば、「不燃ごみ」や「金属」として出す必要があります。
「刃が外れるタイプ」のT字カミソリであれば、捨てる際に刃を外しましょう。外した刃は、厚紙等に包んで「危険」と明記し、「不燃ごみ」や「金属」の日に出します。
「刃が外れないタイプ」であれば、刃の部分にカバーをつけて、怪我をしないように配慮しましょう。
いずれにしても、自治体によって処分方法が異なるので、チェックしてから捨てる必要があります。
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L字カミソリの捨て方
L字カミソリは、T字カミソリとは異なり、ほとんどが刃の交換ができません。そのため、刃と本体を合わせて処分するため、怪我をしないように配慮しましょう。
刃の部分にカバーをつけるか、厚紙で包んで「危険」と明記する必要があります。
持ち手は、一般的にプラスチック製になっているので、「可燃ごみ」として処分するケースが多いでしょう。ただし、自治体によっては「不燃ごみ」として引き取っているケースもあるので、確認してから捨てることが大切です。
使い捨てカミソリの捨て方は?
使い捨てカミソリは、刃が外れないので、刃の部分をカバーしてから捨てる必要があります。もともとカバーが付いていれば、装着して捨てるようにしましょう。
カバーがなくなった場合は、ガムテープや厚紙を利用して、刃がむき出しにならないように配慮しなくてはなりません。その上で、刃物があることをごみ収集の作業員に伝えるために、「危険」と明記することが大切です。
ここまで準備ができたら、持ち手の素材によって収集日を確認してから捨てましょう。一般的に、持ち手がプラスチックであれば「可燃ごみ」で出せることが多いです。
プラスチック製カミソリの捨て方
プラスチック製カミソリの捨て方は自分の住んでいる自治体の処分方法を確認しましょう。
東京都千代田区の場合は、刃を紙で包み別袋に「キケン」と書いて「燃やさないごみ」に捨てるよう指示されています。
神奈川県横浜市の場合は、刃の部分はカバー等を付け、刃が出ないようにして「燃やすごみ」に捨てるよう指示されています。
カミソリの替え刃の捨て方
カミソリの刃を替えた場合は、持ち手部分の処分はしません。替え刃だけを捨てることになり、基本的に金属でできているので「不燃ごみ」もしくは「金属類」が一般的でしょう。
捨てるときは、刃をむき出しにしていると危ないので、必ずガムテープや厚紙で包む必要があります。その上で、「危険」と明記して、作業員が怪我をしないように注意喚起しましょう。
一般的に、どこの自治体でも「危険」と明記するように定められていますが、こうしたルールがない場合でも、配慮することが大切です。
電気カミソリの捨て方
電気カミソリは、T字やL字のような手動タイプとは捨て方が全く異なります。
電気カミソリの場合、「小型家電リサイクル法」の対象品目であり、燃えないゴミ等で捨てることができません。自治体によっては「資源ごみ」の日に引き取ってもらえることもあるので、事前に確認しておきましょう。
また、家電量販店やスーパーで小型家電の回収ボックスを設置しているケースもあります。投入口のサイズに合えば、こうした回収ボックスを利用するのも一つの手段です。
ただし、電気カミソリを捨てる場合は、電池を抜くことを忘れないように注意しましょう。
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女性用カミソリの捨て方
女性用カミソリを捨てる場合も、手動であればT字カミソリやL字カミソリの処分方法と変わりません。
刃が外せる場合は、外して捨てるようにしましょう。外せない場合は、刃の部分にカバーをしてから捨てる必要があります。
電動タイプのカミソリを使っている場合は、男性用のシェーバーと同じく、小型家電として捨てましょう。この場合も、電池を抜いてから捨てることが鉄則です。
いずれにしても、自治体によって細かなルールが決められているので、事前に確認しておく必要があります。
安全なカミソリの捨て方
カミソリは、小さくても刃物です。刃の部分をガードせずに捨ててしまうと、自分が怪我をするだけではなく、ごみ収集の作業員に対しても危険なので注意しましょう。
カミソリを捨てる場合は、とにかく刃をガムテープや厚紙で包んでから捨ててください。また、カミソリが包んである部分には「危険」と明記しておくと、より配慮できます。
処分方法は、持ち手の素材によって異なる上に、自治体ごとに対応が様々です。わからないときは、事前に確認しておかなければ、持ち帰ってもらえない場合もあるので注意しましょう。
まとめ
カミソリは、日常的に使うアイテムでありながら、捨て方に迷ってしまうものです。しかも、危険物であり怪我をしないようにするためには十分な配慮をしなければいけません。各自治体の捨て方に従って、安全に捨てるように心がけましょう。
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