ゴキブリを見つけたけれど、捕まえる前に見失ってしまうことはよくある話です。しかし、見失ったゴキブリを放置したまま過ごすのは、気持ちのいいものではありません。
今回は、ゴキブリを放置した状態で寝ても大丈夫なのかを解説します。また、ゴキブリを見つけた時の対処法についても見ていきましょう。
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ゴキブリが逃げた後は放置して大丈夫?影響は?
ゴキブリは、1匹見つけると100匹いるともいわれるほど、繁殖力の高い虫です。ゴキブリは、一度交尾をすると何度でも産卵できるためであり、冬でも暖かい屋内であれば繁殖します。
ゴキブリを見かけた後に放置してしまえば、そのまま繁殖し続け、大量のゴキブリが家の中にいると言っても過言ではありません。
また、ゴキブリは、細菌や雑菌を持っているため、放置してしまえば病気やアレルギーの原因にもなります。特に、ゴキブリの糞や死骸は、喘息を引き起こす可能性があるため、見失ったらすぐに対処することが大切です。
ゴキブリを放置して諦めて寝るといなくなる?
ゴキブリを見逃してしまい、駆除を諦めても外に逃げる可能性は低いでしょう。寝ている間にいなくなってくれれば助かりますが、残念ながら家の中にいると思った方が賢明です。
普段、ゴキブリは暗くジメジメした場所にいます。逃げたゴキブリは、タンスの後ろやテレビの下などに隠れていることが多いでしょう。
また、水分を求めて、冷蔵庫の下やお風呂場、キッチンの排水口にいることもあります。最悪の場合、水分が見つからなかったゴキブリは、人間の口に入る可能性も否めません。
いづれにしても、ゴキブリを放置して寝てしまっても逃げることはなく、むしろ繁殖を助長することにつながります。
ゴキブリが家の中に出る原因
ゴキブリのほとんどは、外から家の中に侵入しています。ゴキブリは、1〜2mm程度の小さな隙間があれば、どこからでも侵入できます。
そもそも、ゴキブリは寒さが苦手であり、暖を求めて家に入るのがきっかけです。居心地が良ければ、繁殖を開始し、あっという間に大量のゴキブリが発生することになりかねません。
また、外から持ち帰ったダンボールや観葉植物などにゴキブリの卵が付いていることもあります。いくら、侵入経路を塞いでも、自分が持ち込んだものに卵がついていれば意味がありません。
ゴキブリが羽化して初めて、ゴキブリの卵がついていたことに気がつくこともあるでしょう。ゴキブリは生命力が強く、ダンボールやほこり、壁紙までなんでも食べる雑食性です。暖かくて水分があり、ゴキブリの餌になるものがある家は、一度住み着くとゴキブリにとって快適な空間になってしまいます。
ゴキブリが家で出た後の対処法11個
1. くん煙剤を使う
ゴキブリを見つけたけれど逃した場合は、くん煙剤を使って駆除しましょう。くん煙剤であれば、部屋の隅々まで殺虫剤が行き渡るため、タンスの裏やテレビの下、エアコンの中など普段見逃してしまう場所にいるゴキブリも退治できます。
一度、くん煙剤をまけば、当分の間、ゴキブリの侵入を防げるでしょう。くん煙剤を使う時は、しっかりと締め切って煙が逃げないようにするのがポイントです。
2. 殺虫剤を噴射する
ゴキブリを見失った後でも、潜んでいそうな場所を狙って殺虫剤を噴射しましょう。タンスの裏やテレビの下などに噴射すれば、慌てたゴキブリが出てくることがあります。
殺虫剤がかかったゴキブリは弱り始めるので、すぐに対処することが大切です。
ただし、ゴキブリの逃げ道によっては、人間の見ていないところで死ぬ可能性もあります。こうした死骸を放置しておくと、衛生上よくないので注意しましょう。
3. ホウ酸団子を設置する
見失ったゴキブリは、その後も家に潜んでいる可能性が高いです。そのため、設置型駆除剤であるホウ酸団子を活用して、巣ごと全滅させるようにしましょう。
ゴキブリは、ホウ酸団子を餌と間違えて巣まで持ち帰り、その後毒が効いて死に至ります。ただし、ペットや小さなお子様がいる家庭では、謝って食べる可能性があるので注意しましょう。
4. 粘着シートで捕まえる
ゴキブリ捕獲用の粘着シートを、ゴキブリの通り道に設置するのも一つの方法です。見失ったゴキブリも、粘着シートに添えられた餌に騙されて捕まえられる可能性があります。
ただし、一匹だけが捕まえられても、他のゴキブリには効果がありません。また、殺す力はないため、粘着シートごと捨てる必要があるのもデメリットです。
5. 専門業者に駆除を依頼する
ゴキブリを見失って、自分でも駆除を試みたけれど手応えを感じない場合は、専門業者に相談しましょう。害虫駆除の専門であれば、家の隅々までしっかりと対処してくれます。
業者によってサービス内容は異なりますが、良心的な業者であれば徹底的に駆除してもらえるため、全滅も可能です。
6. 侵入させないようにする
ゴキブリは、窓の隙間や排水溝、換気口などから家の中に侵入します。また、玄関が少し空いているだけでも入ってくるので、要注意です。
玄関や窓は、隙間なく閉めるように心がけましょう。排水溝は蓋をするようにして、普段からゴキブリが入らないように意識することが大切です、
換気口は、ゴキブリなどの害虫を防ぐ専用フィルターが市販されているので、活用すると良いでしょう。
7. 掃除をする
ほこりや食べ物のカスなど、ゴキブリが好むものが家の中にあると、またゴキブリが寄ってきます。床の端や、家具・家電の下なども確認して、綺麗に掃除しましょう。
ルンバなどの自動掃除機では壁際や部屋の隅に小さなゴミが残りがちです。クイックルワイパーや雑巾などを使って、綺麗にしましょう。
8. 片付けを徹底する
ゴキブリは、ホコリやダンボールなどが大好きです。不要なものを置いたままにしたり、掃除を怠ったりすれば、ゴキブリにとって格好の住処となります。
ゴキブリの繁殖を防ぐためには、徹底的な掃除や片付けが欠かせません。使っていないダンボールはすぐに捨てて、ホコリや髪の毛のない綺麗な状態を保つように心がけましょう。
9. 室内の植木鉢を除去する
植木鉢の受け皿に溜まった水や湿った土は、ゴキブリの産卵場所になります。また、生きるために欠かせない水分を取るために、植木鉢の水を飲みにくるゴキブリもいるでしょう。
普段から、掃除をせずに観葉植物を置きっ放しにしている家では、ゴキブリが繁殖しやすくなります。ゴキブリが気になる人は、室内から植木鉢を除去しましょう。
植物を育てたい人は、ハンギング型の鉢を使ったり、こまめに掃除をしたりと、普段から気をつける必要があります。
10. 家の湿気を取り除く
ゴキブリは、湿気がある場所を好みます。部屋の通気性が悪く、いつでも湿度が高い状態になっていると、ゴキブリが繁殖しやすくなるので要注意です。
普段から換気をしっかりとして、湿度が高い時期はエアコンや除湿機を使って湿度を下げるように心がけましょう。
11. 忌避剤を設置する
ペットやお子様がいる家庭では、殺虫剤を使いたくないというケースもあります。そこでおすすめなのが、天然素材をつかった忌避剤です。
ゴキブリが苦手な臭いの天然ハッカなどのハーブを活用したタイプの忌避剤が市販されています。ゴキブリの侵入口になる場所に設置しておくと、ゴキブリが家の中に入るのを防げます。ただし、殺虫剤ほどの威力はないので、完璧に予防できるわけではありません。
ゴキブリを絶対見つける探し方
ゴキブリは、暗くて狭い場所で、暖かいところを好みます。また、水分を求めるため、湿度の高い場所にいる可能性も高いでしょう。
そのため、ゴキブリを見失ったら、まず家電や家具の下、裏のほか、観葉植物やキッチンなどを探すことをおすすめします。
ゴキブリを探すときは、ゴキブリに気づかれないように静かに行動することが大切です。ゴキブリは、察知能力が高いため、人間の気配を感じるとあっという間に逃げられてしまいます。
ゴキブリを見失ったからといってあわてずに、大きな音を立てずに気配を消してゴキブリを探しましょう。ゴキブリは、一旦巣に戻る習性があるので、ゴキブリの巣がありそうな場所に先回りして、待ち伏せタイプの駆除剤を置いておくと高確率で退治できる可能性があります。
まとめ
ゴキブリは、見た目が気持ち悪いだけではなく、衛生面でもよくありません。家の中でゴキブリを見つけたら、徹底的に駆除をする必要があります。
とはいえ、ゴキブリはどこからでも侵入するため、一度駆除をしたからといって、安心できません。普段から清潔な状態を保ち、ゴキブリが侵入・繁殖しないように心がけましょう。
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