特殊清掃

孤独死の特殊清掃費用相場!手順・いつから?自分でやるのは?

孤独死の特殊清掃費用相場!手順・いつから?自分でやるのは?

親族や賃貸部屋の借主が孤独死してしまった場合、悪臭や害虫、害獣が発生する恐れがあるため速やかに掃除をしなければなりません。

しかし、孤独死をした人の部屋は、普通の清掃では汚れや臭いが落ちにくく、特殊清掃が必要です。

今回は、孤独死の特殊清掃について、費用相場や手順などを解説します。

遺品整理ならトラストコープがおすすめ

遺品整理トップページバナーpc2
<トラストコープの特徴8つ>
・最短即日対応
最安値水準(他社より高い場合はお値引き)
・質の高いスタッフ(口コミ評価◎)
遺品整理士、遺品供養士、特殊清掃士が在籍
・実績多数
損害賠償保険加入
・予約があれば早朝深夜も対応
電話やLINEですぐに無料見積もり

遺品整理や特殊清掃の資格をもつプロが在籍し、サービスを行います。電話やLINEですぐに無料見積もりが可能。

お気軽にこちらのページからご相談ください。

特殊清掃費用の相場[間取り別]

間取り 費用相場
1K〜1R 7〜30万円
1DK〜3DK 15〜40万円
4DK以上 25〜70万円

特殊清掃の費用は、間取りによって異なります。上記の表で示したように、間取りが多く広い部屋の清掃費用のほうが高くなるケースが一般的です。

ただし、費用相場には開きがあり、臭いや汚れの程度、作業の手間などによって異なります。

例えば、狭い部屋でもひどい汚れがこびりついていれば、作業が困難になるため費用も上がります。一方で、汚れの度合いが低ければ、広い部屋でも費用が抑えられる可能性があります。

特殊清掃費用の相場[作業内容別]

作業内容 費用相場
床に付着した体液や血液の清掃 3〜10万円
浴槽に付着した体液や血液の清掃 5〜10万円
消毒・除菌・消臭 1〜5万円
オゾン脱臭 3〜5万円
畳の撤去 3,000円〜9,000円/1枚
汚物の撤去 1〜2万円
害虫駆除 1万円〜

特殊清掃にかかる費用は、作業内容によっても変動します。特に、床や浴槽などに体液や血液が付着していた場合、状況次第では10万円程度かかるケースもあるでしょう。

また、畳や汚物の撤去については、処分する量が多くなるほど費用も嵩みます。

孤独死の特殊清掃作業はいつからできる?


孤独死の現場を掃除するタイミングは、警察の現場検証が終わった後です。孤独死は、変死扱いとなるため、必ず警察に連絡をして現場検証をしなければなりません。

悪臭や汚れが酷く、すぐにでも対処したくなりますが、現場検証中は家族も部屋に立ち入ることができないため注意しましょう。

速やかに清掃をするには、現場検証中に特殊清掃業者を探して相談を進めることが大切です。早めに業者を選んでおけば、現場検証後すぐに現場の確認や見積もりをしてもらいやすいでしょう。

孤独死の特殊清掃の手順6ステップ


一般的に、孤独死の特殊清掃は以下の手順で進めます。ここでは、6つのステップを解説します。

①警察の現場検証

孤独死が発覚した場合は、警察に通報をして現場検証を受ける必要があります。孤独死の理由はさまざまであり、病気やケガだけでなく事件によって亡くなった可能性も否めません。

そのため、通報後は警察の到着を待ち、必要以上に部屋に立ち入ったり遺体を動かしたりすることは避けましょう

なお、現場検証の最中は、たとえ家族や親族でも死因が明確になるまで部屋に入れません。そのため、特殊清掃の作業は、現場検証後に行いましょう。

②現場の確認と見積もり

現場検証完了後、部屋への立ち入りが許可されたら、専門業者に特殊清掃を依頼します。

まずは、現場の確認を行い、見積もりを提出してもらいましょう。特に、悪臭が発生している場合は、近隣に迷惑がかかる可能性があるため、速やかに作業を進める必要があります。

また、見積もりは明確な内容を提示してもらうことが大切です。不明点や不安な点は、見積もりの段階で解決しておきましょう。

③特殊清掃の実施

見積もり内容に納得できたら、特殊清掃を実施しましょう。清掃作業は、ゴミや汚れの除去、消毒、消臭など多岐に渡ります。

孤独死の現場は、時間が経つほど状態が悪くなり、場合によっては床や壁紙の張替えなど大掛かりな作業になるケースも少なくありません。

そのため、できるだけ早い段階で掃除を始める必要があります。即日対応している業者であれば、依頼した日のうちに掃除を進められるため安心です。

④遺品整理

清掃作業完了後、遺品と不用品の分別を行います。通帳や現金、貴金属などの貴重品が残っている可能性があるので、丁寧に分別しましょう。

また、部屋の状態によっては、遺品に汚れや臭いが付着しているケースもあります。感染症の恐れもあるため、消毒や消臭を行ってから受け取ったほうが安全です

なお、遺品整理はマスクと手袋を着用したうえで作業しましょう。

⑤消臭・消毒

清掃や不用品の整理、遺品の持ち出しが完了したら、部屋を消臭・消毒します。特に、孤独死をしてから時間が経過した部屋は、悪臭が染み付いているケースが少なくありません。

一般的な薬剤では、完璧に消臭・消毒できないため、専門家が使う特殊なアイテムを使用する必要があります。近隣に迷惑をかけないためにも、丁寧に作業することが大切です。

⑥原状回復工事

孤独死をした部屋は、床や壁、浴槽などに体液や血液が付着しているケースがあります。こうした汚れを残さないために、フローリングや壁紙の張り替えをして原状回復しなければなりません

ただし、特殊清掃業者の中には原状回復工事を請け負っていない業者もあります。そのため、事前に対応しているかどうかを確認してから依頼しましょう。

孤独死の特殊清掃は自分でできる?自力は危険?


孤独死の特殊清掃は、普通の部屋の掃除とは大きく異なります。

例えば、床や浴槽にこびりついた体液や血液は簡単に除去できません。特に、腐敗臭の消臭は困難であり、特殊な薬剤や道具を必要とします

また、孤独死の現場には生ゴミが放置されていることが多く、害虫や害獣が発生するケースも多いでしょう。

害虫や害獣は、近隣にも迷惑をかける恐れがあり、徹底的に駆除しなければなりません。消臭と同様に、害虫・害獣駆除は専門的なスキルや知識が求められます。

そのほか、細菌やウイルスなどの感染症の恐れもあるため、自分で作業するのは危険です。安全かつ完璧に清掃を行い、完璧に原状回復するには、専門業者に依頼するほうが賢明でしょう。

特殊清掃業者に依頼するメリット4つ


孤独死の現場は、特殊清掃業者に依頼して掃除してもらうことをおすすめします。特殊清掃業者に依頼した場合のメリットは、以下の4つです。

①作業時間が短縮される

孤独死の現場を掃除する場合、自分で行うと危険なだけでなく時間もかかります。一方で、特殊清掃業者に依頼すると、効率よく作業を進められるため、時間短縮が可能です

孤独死の現場は、放置すればするほど状態が悪くなり、原状回復が困難になります。特殊清掃業者に依頼したことで、スムーズに作業が進めば、近隣にも迷惑がかかりにくくなるでしょう。

②遺品整理も依頼できる

特殊清掃業者の多くは、遺品整理にも対応しています。孤独死の現場は、汚れや臭いがひどく自分で遺品整理をするのは困難です

また、大量のゴミの中から貴重品を分別しなければならず、体力や精神にも負担がかかるでしょう。

特殊清掃業者に依頼すると、遺品と不用品を丁寧に分別してもらえるほか、消臭や消毒をしたうえで遺族に渡してくれます

③不用品の処分も依頼できる

孤独死の特殊清掃では、汚物やゴミなど大量の不用品が出るため、適切に処分しなければなりません。

万が一、ルールに反して処分すれば、不法投棄とみなされて罰金や罰則が課せられる可能性があります。

その点、特殊清掃業者は、一般廃棄物収集運搬業者と連携をとって処分してくれるため、安心して依頼できます。

④遺品供養を依頼できる

特殊清掃業者の中には、現場の遺品供養を請け負っている業者もあります。孤独死で寂しく亡くなった家族が大切に使っていたものを丁寧に弔ってもらえれば、遺された人の気持ちも整理できるでしょう。

また、仏壇や位牌、人形などが遺っている場合も、供養をしてもらうことをおすすめします。

さらに、現場を供養することで、近隣住民にも安心感を与えられるでしょう。特に、賃貸住宅の場合は、次に住む人のためにも供養が必要です。

特殊清掃業者の選び方3つ


特殊清掃業者は多岐にわたり、適切に選ぶことが大切です。ここでは、特殊清掃業者の選び方を3つ解説します。

①実績が多い

特殊清掃は、専門的な知識やスキルが求められる作業です。実績が乏しい業者に依頼すると、清掃後に臭いが残ったり消毒しきれなかったりする恐れがあります。

確実な作業を依頼するためにも、業者の公式ページで実績をチェックしましょう。また、実際に利用した人の声を口コミサイトで確認する方法もおすすめです。

②見積もり料金が明確

特殊清掃では、料金に関するトラブルが起こるケースも少なくありません。あとになって、不当な料金を請求されないためにも、依頼する前に必ず見積もりを提出してもらいましょう

また、見積もり内容が明確ではない場合は、不明点を確認することが大切です。作業内容と費用を照合しながら、丁寧に説明してくれる業者であれば安心して依頼できるでしょう。

③消臭消毒や工事などまで対応できる

特殊清掃の作業内容は、業者によって異なります。原状回復まで完璧に行うためには、消臭や消毒、リフォーム工事まで対応できる業者に依頼することが大切です

また、孤独死の場合、時間が経過するほど現場の状況が悪くなるため、できるだけ早く対処する必要があります。依頼した当日に対応してくれる業者を選ぶと、悪臭や汚れを除去しやすいでしょう。

④有資格者がいる

特殊清掃は、専門的なノウハウを必要とする作業であり、有資格者がいる業者だとより安心して依頼できます。

特に、一般社団法人「事件現場特殊清掃センター」が認定する特殊清掃士という資格は、まさしく特殊清掃のプロフェッショナルである証拠です。

また、遺品整理士の資格などを持っているかどうかも、特殊清掃を依頼する際の判断材料となります。

まとめ

孤独死の現場は、想像以上にひどい状態になっている可能性があります。特に、亡くなってから時間が経過している場合、体液や血液が床に染み付いているケースが多いでしょう。

また、悪臭や害虫、害獣の発生も問題となります。こうした現場を自分で片付けるのは至難の技です。

確実に掃除を行い、原状回復するためには、専門家である特殊清掃業者に依頼する必要があります。ただし、悪質な業者もいるため、口コミや評価、実績などを確認した上で、信頼できる業者を選びましょう。

  • この記事を書いた人

TRUSTCORP

株式会社TRUSTCORPは、遺品整理・特殊清掃・不用品回収・ハウスクリーニング・樹木伐採などで長年の実績があります。サービス提供地域は、関西地方・中国地方・四国地方。遺品整理士、事件現場特殊清掃士などのプロが揃っています。

-特殊清掃

通話料無料!すぐに概算見積もり可能
最安値水準!他社より高い場合はご相談ください

0120-538-889 LINE問合せ