不用品回収

ジェットスキー・水上バイクの解体処分方法と費用

趣味で楽しんでいたジェットスキーや水上バイクに乗らなくなった場合、困るのが処分方法です。一時期は頻繁に乗っていたとしても、今では車庫で眠っている状態という人も少なくありません。

思い切って処分しようと考えている人は、適切な処分方法を知ることが大切です。今回は、ジェットスキーや水上バイクの解体処分方法と費用について解説します。

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ジェットスキー・水上バイクの素材

ジェットスキーや水上バイクの処分方法を知る前に、それぞれがどのような乗り物か、また素材は何かについて解説します。

そもそも、ジェットスキーと水上バイクはどちらも特殊小型船舶の一つで、エンジンを動力に水上を走る乗り物です。立って乗るスキータイプのものや2~4人で乗る大型のものまで様々にあります。呼び名が異なるのは、発売メーカーの違いによるものです。

基本的に、ジェットスキー・水上バイクの主な素材としては、FRPが使用されています。これまで、FRPは処理困難とされており、埋め立て処理をするのが一般的でしたが、近年は燃料として再利用されたり、セメントの原料として使われるなどリサイクルシステムが導入されました。

ジェットスキーの国内台数

ジェットスキー・水上バイクの国内台数は、日本マリン事業協会の数値が参考になります。

水上オートバイの2021年度の検査数は、2,446台。

少し減少傾向となっています。参照:水上オートバイの検査数推移

FRP船リサイクルシステム

FRP船リサイクルシステムとは、ジェットスキーや水上バイクをはじめとする、FRP素材をつかった船舶を、適切に回収しリサイクルすることを目的として始まった仕組みです。

FRPは、ガラス繊維強化プラスチックといい、その特性上高強度で寿命が長いことから処分しづらく、不法投棄の要因の一つでした。

FRP船リサイクルシステムは、こうした問題を踏まえて、製造事業者などが作る団体「一般社団法人日本マリン事業協会」が構築を進めました。

こうした動きが進む中で、2005年9月8日に、環境省において広域処理にかかる特例の対象として、一般廃棄物に関する告示が改正されます。その際に、廃FRP船も対象として追加されたことを受け、2005年11月に、FRP船リサイクルセンターがスタートしました。

FRP船の廃棄に必要な費用

一般的なFRP船の廃棄にかかる料金は、船の種類や船首から船尾までの実測の長さにより分けられています。

ジェットスキー・水上ボートの場合は、機種に関係なく一律31,020円のリサイクル料金が必要です。加えて、運搬料金がかかりますが、処分する人が自分で運搬する場合には必要ありません。

ただし、指定取引場所で下架する場合は、下架料金が必要となるので注意しましょう。その他、手数料などがかかる場合もあるので、事前に処分をする業者に確認しておくことが大切です。

FRP船の処分費用を安くする方法

ジェットスキーや水上バイクを含むFRP船を安く処分するためには、FRPリサイクルシステムに則って処分する必要があります。一般的なFRP船と異なり、ジェットスキーや水上バイクの場合は、サイズや種類に関係なくリサイクル料金は一律31.020円です。

そのため、より安く処分する上でポイントとなるのは、運搬料金でしょう。できるだけ指定取引場所までは、自分で運搬した方が安く抑えられます。

また、船体に燃料が残っていると、抜き取り作業に別途費用がかかるので気をつけましょう。事前に抜いておく方が得策です。

その他、バッテリーや備品、ロープなど自分で取り外せるものは撤去しておくことをおすすめします。

万が一不法投棄してしまうと、廃棄物処理法で罰せられ「5年以下の懲役、1000万円以下の懲役またはこの併科」が科せられるため、結果的に処分するよりもはるかに高額な出費です。さらに、不法投棄ではなく、適切に管理せずに港や海岸に放置しても罰金が課せられるので、使わなくなった場合は適切に処分するのが一番安くする方法といえます。

FRP船の処分事例

※当社で回収した時の写真です。

FRP船廃棄の流れ

ジェットスキーや水上バイクを含むFRP船を廃棄する場合は、まず、登録販売店に相談をしましょう。その上で、リサイクル料金や運搬費を含めた見積もりを依頼します。

業者によって運搬費や手数料などが異なるので、金額に納得できない場合は、別の店舗で見積もりを取るのもいいでしょう。金額に納得いけば、「FRP船リサイクル管理票」を取得します。

続いて、FRP船リサイクルセンターから振込用紙が送られてくるので、郵便局でリサイクル料金を払い込みましょう。

ここまで完了したら、自分で持ち込む人は、指定引取場所まで直接持ち込みとなります。引き取りを依頼する場合は、FRP船リサイクルセンターが指定する運送業者に引き取ってもらいましょう。

その後の作業は、FRP船リサイクルセンターの指定業者が行います。搬出、粗解体されたFRP船は、適切に処理されリサイクルされることになり、最終的に、日本小型船舶検査機構に対して抹消登録申請と配線届けを出せば手続き終了です。

お問い合わせ

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TRUSTCORP

株式会社TRUSTCORPは、遺品整理・特殊清掃・不用品回収・ハウスクリーニング・樹木伐採などで長年の実績があります。サービス提供地域は、関西地方・中国地方・四国地方。遺品整理士、事件現場特殊清掃士などのプロが揃っています。

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