日本の冬に欠かせない家電といえば、石油ファンヒーターが挙げられるでしょう。しかし、長く使って処分するタイミングが来ても、どう捨てたら良いかわからないものです。
今回は、石油ファンヒーターの処分方法について解説します。
目次
粗大ゴミ回収ならトラストコープがおすすめ
<トラストコープの特徴7つ>
・最短即日対応
・最安値水準(他社より高い場合はお値引き)
・質の高いスタッフ(口コミ評価◎)
・実績多数(テレビ番組の利用実績あり)
・損害賠償保険加入
・予約があれば早朝深夜も対応
・電話やLINEですぐに無料見積もり
重たい家具や家電の家の中からの運び出し、2階からの吊り下げも可能。当社が代わりに適切に処分します。
他の不用品もある場合は、トラック積み放題プランがお得です。
ご相談はこちらのページからお気軽にお願いします。
石油ファンヒーターは粗大ゴミ?不燃ゴミ?
石油ファンヒーターは、基本的に金属で作られているため、不燃ゴミで捨てられるのではないかと思う人も多いでしょう。しかし、一般的な自治体において、不燃ゴミは30cm未満のサイズに限定しているケースがほとんどです。
そのため、30cm以上の大きさがある石油ファンヒーターは、粗大ゴミに該当します。
粗大ゴミは、不燃ゴミとは異なり、定期的に回収していない地域が多いため、急いでいる場合は、自治体指定の処理施設に搬入する必要があるでしょう。また、自治体によっては、処分方法が異なるケースもあるので、事前に下調べしておくことが欠かせません。
石油ファンヒーターの寿命
石油ファンヒーターは、意外と長持ちする家電であり、どのタイミングで買い換えるべきか悩む人も多いでしょう。特に、寒冷地ではないエリアでは、年間を通して使う回数が少なく、気がつけば寿命を超えていたということもよくある話です。
一般社団法人日本ガス石油機器工業会では、石油ファンヒーターの寿命を8年程度としています。ただし、寿命が来ていなくても、火が付きにくくなったり煙が出たりする場合は、処分するようにしましょう。
石油ファンヒーターの処分方法・捨て方7個
1. 粗大ゴミに出す
石油ファンヒーターは、不燃ゴミのサイズには該当しないため、粗大ゴミとして捨てるのが一般的です。その際は、粗大ゴミ処理券等を事前に購入する必要があります。
まずは、自治体に問い合わせて、処分の申し込みをしておきましょう。また、処分料は自治体により異なるので、後になって慌てないためにも下調べしておくことが大切です。
2. 指定の処理施設に搬入する
粗大ゴミは、回収日が限られているため、不燃ゴミのように定期回収していません。そのため、すぐにでも処分する必要がある場合は、自治体が指定する処理施設に搬入するのも1つの手段です。
粗大ゴミの日に捨てる場合と同じく、処理券を購入する必要があるため事前に用意しておきましょう。また、自主搬入するためには、車の手配も欠かせません。
3. 買い替え時に引き取りを依頼する
新たな製品に買い替える際に、石油ファンヒーターを処分するケースもよくあります。こうした場合は、購入店に依頼して古い石油ファンヒーターを引き取ってもらうことが可能です。
店舗によっては無料で回収してくれるため、気軽に買い替えができる手段といえるでしょう。ただし、中には引き取りをしていないケースもあるので、事前に確認してから依頼すると確実です。
4. 不用品回収業者に依頼する
急ぎで石油ファンヒーターを処分したい人は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者であれば、日時を気にせずに都合のいいタイミングで回収してもらえます。
ただし、不用品回収業者に依頼する場合はコストがかかるので注意が必要です。そのため、他にも処分品がある場合にまとめて依頼する方が賢明でしょう。また、人件費や運搬費も請求される可能性があるので、事前に見積もりを取る必要があります。
5. フリマアプリやネットオークションを利用する
状態がよく寿命も来ていない石油ファンヒーターであれば、フリマやネットオークションを利用する方法も良いでしょう。割と出品者の多い家電であり、需要もあるので状態や値段次第では、早く売れる可能性があります。
ただし、売れた場合は、自分で梱包・発送しなければなりません。万が一、灯油が残っている状態で配送すると事故になりかねないので、必ず確認しましょう。
6. 知人に譲る
引っ越しシーズンや一人暮らしを始める人などが周りにいる場合、石油ファンヒーターを探しているケースも多いでしょう。
手放すタイミングと一致すれば、必要な人に譲ってあげるのもおすすめです。使える状態でありながら、捨てるのは気が引けると思う人でも、知人に譲れば大切にしてくれるので安心でしょう。
7. リサイクルショップで売る
まだ使える商品ならリサイクルショップで売ることができる可能性があります。元値が高い商品なら良い値段で売れることもあります。ただ、お店によっては対象外のところもあるので、お店に行く前に電話などで買取を行っているか確認しましょう。
自治体別の石油ファンヒーターの処分方法
神奈川県横浜市 | 粗大ごみ。ただし、必ず石油類(灯油など)を抜いて出す。 |
大阪府大阪市 | 粗大ごみ。処理手数料400円。 |
京都市京都市 | 大型ごみ。灯油を抜いてから排出。 |
兵庫県神戸市 | 大型ごみ。 |
広島県広島市 | 大型ごみ。処理手数料500円。 |
岡山県岡山市 | 粗大ごみ。収集手数料200円。 |
山口県山口市 | 金属・小型家電。一辺が1m以下のもの。 |
石油ファンヒーターの処分費用
出来るだけ費用をかけずに処分したい場合は、自治体の処分方法に則って捨てるのがおすすめです。粗大ゴミであれば、数百円から1000円程度で引き取ってくれる自治体がほとんどでしょう。
また、指定のゴミ処理施設に搬入すれば、さらにリーズナブルになる地域もあるので、できれば持ち込む方が賢明です。
一方、不用品回収業者は、業者によって費用が異なるので、事前に見積もりを取る必要があります。より安く処分するためにも、複数の業者に相見積もりを取るようにしましょう。
その他、家電量販店にて引き取ってもらうケースもあります。例えば、ヨドバシカメラやケーズデンキでは2,200円、エディオンでは1,100円が引き取り料金です。ただし、それぞれに条件が設けられているので、確認してから依頼しましょう。
無料回収可能?ヤマダ電機やホームセンターは?
家電量販店では、無料回収を行っているケースがあります。ここでは、電気屋やホームセンターの代表として、「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」「ジョーシン」「エディオン」「ホームセンターカインズ」について見ていきましょう。
ヤマダ電機
ヤマダ電機では、灯油を使う石油ファンヒーターは回収の対象外となっています。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは、家電の大きさによって回収価格が分けられています。石油ファンヒーターは、大型品目に該当するため2,200円が回収費用です。ただし、回収されるのは家庭用で使っていた電気製品に限ります。
ジョーシン
ジョーシンでは、石油ファンヒーターは中型家電として分類されており、回収料金は1,100円です。
ホームセンターカインズ
ホームセンターカインズでは、不用品の無料引き取りを行っています。石油ファンヒーターも該当しますが、カインズで買い替えをした場合に限られるので注意しましょう。
石油ファンヒーターの灯油の処分方法
石油ファンヒーターを処分するためには、まず中身の灯油を空っぽにしなければなりません。
万が一、灯油が少量残っている場合は、新聞紙や布などに吸い込ませましょう。灯油を吸い込んだ新聞紙等は、可燃ゴミとして処分可能です。
また、たくさん灯油が入っているのであれば、給油する際に使うポンプやスポイトを使って抜き取るとスムーズです。
石油ファンヒーターは乾電池を使用している場合もあります。その場合は、乾電池を外しましょう。乾電池を外し忘れると、液漏れをする危険性があるので注意が必要です。外した乾電池は、自治体の処分方法に則って捨てるか、家電量販店等にあるリサイクルボックスを使って処分しましょう。
石油ファンヒーターを処分するタイミング
1. 故障したとき
石油ファンヒーターが正常に動かなくなったら処分を考えましょう。例えば、点火しない、燃焼が不安定、異臭がするなど。
修理可能かどうかを確認する必要がありますが、修理費用が高い場合は、新しいファンヒーターに買い替えるべきでしょう。特に燃焼が不安定な場合、一酸化炭素中毒や火災のリスクをあるため、命にかかわります。安全のために故障時は買い替えを考えてみてください。
2. 燃費が悪くなったとき
石油ファンヒーターを長期間使っていると、内部の部品の劣化によって、燃費が悪くなることがあります。また、最新のファンヒーターは省エネ設計で、より少ない燃料で暖めてくれます。
長年使っていて燃費が悪いと感じた場合、処分を検討しましょう。新しい製品に買い替えることで、コスト削減になります。
3. 季節の終わりやいらなくなったとき
冬が終わり、暖房がいらなくなったとき、処分するかどうか考えましょう。次のシーズンまで収納するにしても場所をとります。
例えば、ヒーターの性能が落ちている、修理が必要と感じている場合は、そのまま保管するより処分して新しい商品を購入する方がいいでしょう。機能に問題ないかよく確認して検討しましょう。
4. 安全性への懸念が出たとき
古い石油ファンヒーターは、安全機能が最新のモデルに比べて劣っている場合があります。
例えば、耐震機能、不完全燃焼防止装置などの安全機能が不足していると、地震やガス漏れ、一酸化炭素中毒のリスクがあります。
これらのリスクをよく考え、古いヒーターに不安を感じた場合は、安全性の高い最新のモデルに買い替えるといいでしょう。
まとめ
石油ファンヒーターは、適正に処分しないと事故に繋がる危険性があります。特に、中に残っている灯油は必ず抜いてから処分しなければなりません。
また、乾電池を抜くことも忘れないようにしましょう。捨て方に困っている場合は、不用品回収業者等の廃棄物のプロに相談するのもおすすめです。
※当社TRUSTCORP(トラストコープ)では、不用品回収サービスや高価買取を行っています。不用品回収では最安値水準(他社より高い場合はお値引き)でサービスを行っていますので、一度お気軽にこちらのページからご相談ください。