寒い季節に重宝する電気毛布ですが、いざ捨てるとなると処分方法に困るアイテムでもあります。普通の毛布であれば、一般ゴミとして捨てられますが、電気毛布はどう処分したらいいか分からない人も多いでしょう。
今回は、電気毛布の捨て方を紹介します。
※当社TRUSTCORP(トラストコープ)では、不用品回収サービスや高価買取を行っています。不用品回収では最安値水準(他社より高い場合はお値引き)でサービスを行っていますので、一度お気軽にこちらのページからご相談ください。
電気毛布は何ゴミ?粗大ゴミ?
一般的に、各自治体の粗大ゴミは、直径が30cm以上のものと指定されています。電気毛布は小さく畳やすく、重量もないため一般ゴミとして処分できると思っている人も多いでしょう。
実は、多くの自治体では電気毛布を粗大ゴミとして分類しています。普通の毛布であれば、不燃ゴミや可燃ゴミとして捨てられるケースもありますが、電気毛布は家電であり、粗大ゴミになることが多いので注意しましょう。
電気毛布が劣化する寿命と捨てるタイミング
電気毛布は、すぐに壊れるような家電ではないため、捨てるタイミングを逸してしまいがちです。実は、意外と電気毛布の買い替えタイミングは早く、メーカーでは3〜5年を目安としています。
使えそうな状態であっても、熱を発する家電であり、場合によっては火災につながる可能性も否めません。買い替えタイミングを守って、安全に使うことが大切です。
また、買い替えの目安に達していなくても、温まらなくなったり毛布の一部分が冷たいままだったりする場合は、故障している可能性があるので、買い換えた方が無難でしょう。
Amazonで詳細を見る
電気毛布の自治体別の捨て方
自治体別に電気毛布のごみの分別や取扱い方法について説明します。
◯東京都新宿区
粗大ごみ。
◯東京都杉並区
粗大ごみ。タオルケットと合わせて5枚まで400円。
◯神奈川県横浜市
折りたたんだ状態で一番長い辺が50cm未満なら「家庭ごみ」。
折りたたんだ状態で一番長い辺が50cm以上なら「粗大ごみ」。2枚までなら1組で出すことが可能。
◯千葉県千葉市
「可燃ごみ」か「粗大ごみ」。電源プラグなど硬いプラスチック部分は取り外して不燃ごみ。
◯大阪府大阪市
粗大ごみ。手数料は200円。
◯京都府京都市
不燃ごみ。
◯宮城県仙台市
1枚までなら家庭ごみ。複数枚は粗大ごみ。小型家電回収ボックスの利用も可。
電気毛布の捨て方・処分方法6個
1. 粗大ゴミで捨てる
先述したように、電気毛布は不燃ゴミとして捨てられそうに感じますが、粗大ゴミに分類されるケースが一般的です。リーズナブルに捨てたいのであれば、自治体のルールに則って粗大ゴミの日に出すのが最適でしょう。
通例では、粗大ゴミ処理券を購入して電気毛布に貼り付けた上で、指定の回収箇所に搬入します。ただし、自治体によって処分方法が異なるので、事前に確認するようにしてください。
2. 不用品回収業者に依頼する
粗大ゴミで捨てる場合、自治体が指定した回収日まで待たなければなりません。すぐにでも処分したい場合は、不用品回収業者を利用すると良いでしょう。電話やメール等で依頼すれば、タイミングによっては即日回収も可能です。
ただし、電気毛布だけを回収してもらうより、他の不用品と合わせて回収してもらったほうがお得なので、まとめてお願いしましょう。
3. リサイクルショップに販売する
綺麗な状態の電気毛布であれば、リサイクルショップに売る方法もあります。ただし、電気毛布は比較的リーズナブルに購入できる家電であり、使用感のあるものは引き取ってもらえない可能性が高いでしょう。
新品もしくは新品同様の状態の場合のみに利用できる手段といっても過言ではありません。
4. フリマサイトで売る
使用品であっても、状態が良ければフリマサイトに出品するのも一つの手段です。時期や状態によっては高値で売れる場合もあるので、うまく活用すると良いでしょう。
ただし、自分で出品から配送まで手配する必要があり、手間がかかる点は否めません。また、必ず売れるとは限らない点も念頭に置いておく必要があります。
5. 小型家電回収ボックスを利用する
電気毛布は、小型家電リサイクル法に該当するため、小型家電回収ボックスに入れる方法もあります。自治体によって小型家電の回収方法や回収ボックスの設置場所は様々なので、事前に確認しておきましょう。
6. 知人に譲る
知人や友人の中に電気毛布を必要としている人がいれば、譲ってあげるのも良いでしょう。時期によっては、すぐに使いたいという人もあり重宝されます。
ただし、あまりに状態が悪いものや故障が疑われるものは、相手に迷惑がかかるので注意が必要です。必ず状態を確認してから譲るように心がけましょう。
電気毛布の解体方法は?
電気毛布を解体して処分する場合の方法を見ていきましょう。電気毛布には、発熱する線が網のように毛布全体に這わせてあります。そのため、解体にはある程度手間がかかることを念頭に置いておくことが大切です。
まずは、はさみを使って、毛布の表面に数カ所切り込みを入れます。そこから電熱線を引き出し、ペンチやニッパーを使って切りましょう。
その後、コードを引き出すと、電熱線と毛布が分けられます。工具を使った作業になるので、十分注意して怪我のないように心がけましょう。
電気毛布の処分費用
電気毛布を処分する上で気になるのが、コスト面でしょう。電気毛布は、他の家電とは異なり、小さくまとめられるので、粗大ゴミとして処分しても数百円程度で収まります。リーズナブルに捨てたい場合は、粗大ゴミが最も適しているでしょう。
すぐに捨てたい人は、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。ただし、不用品回収業者の場合、3,000円程度の処分費がかかります。また、業者によっては、出張費用や人件費も取られるので、かなり割高になるでしょう。そのため、他の不用品とまとめて捨てる際に利用する方が得策です。
まとめて捨てる場合は、一般的に軽トラ1台15,000〜30,000円程度で利用できる積み放題プランを利用すると良いでしょう。業者によってプランが異なるので、事前に確認することが大切です。中には、悪徳業者もあるので、料金やサービス内容が明確な業者を見極めるように心がけましょう。
まとめ
今回は、電気毛布の処分方法をパターン別に紹介しました。電気毛布は、意外と捨て方に困る家電の一つであり、使わないのに押入れの中で眠らせている人も少なくありません。
また、まだ使えると思っている場合も、実は寿命が過ぎているケースがあるので要注意です。事故や火災に繋がる前に、今回ご紹介した処分方法を参考にして適切に捨てるようにしましょう。
※当社TRUSTCORP(トラストコープ)では、不用品回収サービスや高価買取を行っています。不用品回収では最安値保証でサービスを行っていますので、一度お気軽にこちらのページからご相談ください。