現代では、孤独死する人が増えてきていますが、孤独死する人にはいくつかの共通点があると言われています。
そこで、今回は孤独死した人の部屋の特徴や共通点について詳しくご紹介していきます。
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孤独死しやすい人の特徴
孤独死しやすい人は、認知症を患っている高齢者や生活保護受給者など、親や子供などの親族がいないために一人で孤独に生きている人は、孤独死しやすい傾向にあります。
また、子供が独立して高齢者だけで住んでいる人や、妻や夫との死別などで一人暮らしになってしまい、社会や人との交流が少なくなってしまうことで、誰にも気づかれないままに孤独死してしまうことが多いです。
一人暮らしをしたくてしているわけではない高齢者は基本的に60代の人が多いですが、40代~50代の人達も孤独死してしまうことも考えられます。
⇒孤独死した人の部屋の写真はこちらのページで見ることができます。ただ、ショッキングな写真になりますので、閲覧には十分にご注意ください。
孤独死した人の部屋の特徴や共通点12個
続いて、孤独死した人の部屋の特徴や共通点をご紹介していきます。
1. お酒のボトルがそのまま置いてある
焼酎やビールなどのお酒を空のボトルがリビングやキッチンなどにそのまま置いてあったり、お酒を割る飲み物もない場合、恐らくお酒を原液のまま飲んでいた可能性があります。
孤独死した人の部屋では、こういった光景がよく見受けられます。
2. ご飯をそのままにしてある
コンビニはスーパーなどで買ったであろう弁当やお惣菜の袋やゴミがそのまま床に放置されている光景もよく見かけます。
ゴミ箱に捨てるのではなく、そのまま放置しておくことで、生ごみが腐敗してしまい、虫が沸いている状態の特徴が多いです。
3. 床はスペースがないくらいにゴミが溜まっている
孤独死する人の部屋の特徴の一つに、床はスペースがないくらいにゴミが溜まっているという特徴があります。
自分が生活するであろう布団以外の場所はご飯やお酒、新聞、ティッシュなどのゴミが溜まっていることが多い。孤独死する人はその部屋の布団で一人で亡くなっている人も多いです。
4. 外出しづらい部屋
孤独死した人の部屋の現場を見ると、基本的に賃貸マンションやアパートなどが多いようです。
なかでも、最上階に近ければ近いほど孤独しやすい環境になり、なかなか部屋から出ることができないために人との交流をすることもできずに、孤独死してしまう人が多いです。特にエレベーターがないマンションなどだと、ゴミを出すだけでも高齢者の場合は一苦労です。
そのため、どんどん部屋にゴミが溜まってしまい、ちょっとしたことでネグレクトに陥ることも多いです。
5. 太陽の光が入りにくい
太陽の光が入りにくい部屋に住んでいる人は孤独死しやすい特徴があります。
人間は意識しなくても毎日日の光を浴びて生活していますが、部屋に太陽の光が入りにくい場所に住んでいると、日の光を浴びて生活することも少ないです。
そのため、体内時計が狂ってしまったり、精神的にも肉体的にも体調を壊してしまうようになってしまいます。
6. 雑誌や書籍が多い
雑誌や書籍が部屋に散らかっている傾向もよく見かけます。雑誌や書籍では、社会の情報などを簡単に手に入れることができます。
情報の多いものを無意識に衝動的に消費してしまうという行動は、社会的不安の表れと言われています。
特に高齢者になると、なかなか最新の情報が届かない場合も多く、雑誌や書籍などから情報を得ていると言われています。
7. ペットボトルに尿が溜まっている
孤独死した人の部屋には、ペットボトルに尿が溜まっている状態もよく見かけます。トイレにも行かずに自分の生活範囲だけで済ませてしまう人が多いようです。この場合、部屋がゴミ屋敷の状態になっている方もいます。
8. お風呂に入っている形跡がない
お風呂にカビやサビ、蜘蛛の巣などが張ってあり、お風呂に入った形跡がないことも特徴の一つです。
孤独死した人は特に最後にいつお風呂に入ったのかわからない状態で発見されることも多いです。
9. ガスや電気が止まっている
ガスや電気などの生活するうえで必要なライフラインが止まっていることも特徴の一つです。お金の問題を抱えていたり、衛生環境によって体調が悪くなりやすかったりします。
10. 壁にモットーや名言などを張っている
心理学者の研究によると、名言好きな知性が低く、孤独死しやすいとされています。部屋にモットーや名言などが書かれているポスターなどを張っていることも特徴の一つです。
11. カビや湿気がすごい
カビはそのまま放置しておくと、感染症や中毒などになってしまうことも多いです。孤独死した人の部屋では、カビや湿気が多く、ジメジメしているという特徴があります。
12. トロフィーや賞状などを飾っている
トロフィーや賞状などを部屋に飾っていることも、孤独死した人の部屋に多い特徴の一つです。過去の自分の栄光に浸りながらお酒を飲んでいる人は孤独死してしまう傾向にあることがわかります。
孤独死した人の部屋は汚い?
特徴を見てもわかるとおり、孤独死した人の部屋は汚いことが多いです。
不摂生が孤独死の原因となっていることもあるため、生前から「掃除をあまりしていない」「自分のケアがおろそかになっている」などの方がいます。
孤独死した人の部屋の匂いは?
部屋の匂いは、チーズや生ゴミが腐ったような臭いなど強烈です。またそのまま吸うと感染症にかかるおそれがあるため、注意が必要です。
夏場は2〜3日、冬場は5〜6日あたりから臭い始めます。
近所で強烈な異臭がする場合は、大家や警察などに連絡することも検討してください。
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まとめ
今回は孤独死した人の部屋の特徴や共通点について詳しくご紹介してきました。孤独死した人の部屋の特徴や共通点を事前に把握しておくことで、自分の親族がそうならないように未然に防ぐこともできます。
たとえば、高層階に住んでいる人は、外に出て太陽の光を浴びたり、人と交流しやすくなるように1階に引越したりするなどの対策をすることで、孤独死してしまうリスクを減らすことも可能です。