ペットケージが古くなって買い替えたいという方や昔使っていたペットケージが出てきて処分に困っているという方は多いでしょう。ペットケージはサイズが大きく、素材もまちまちなので正しい処分方法を知ることが大切です。
今回は、ペットケージの処分方法を解説します。犬だけでなく、猫やうさぎ・ハムスターなどの小動物、フェンスなども同様の処分方法となります。
目次
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ペットケージ・犬小屋は粗大ゴミ?分別は?
ペットケージは、一辺の長さが30cmを超えるタイプがほとんどです。一般的に自治体が指定するごみの分別方法では、一辺の長さが30cm以上の品目は粗大ゴミに分類されます。
そのため、ペットケージも粗大ゴミに該当するケースが多いでしょう。ただし、解体できる場合は自治体の指示に従って一般ゴミで捨てることも可能です。
たとえば、木製のペットケージを解体した場合は、可燃ゴミで処分するとよいでしょう。金属やプラスチック製であれば、不燃ゴミもしくはリサイクルゴミに該当します。
分別方法は自治体によって異なるため、わからない場合は事前に確認することが大切です。
自治体別のペットケージの分類は?粗大ゴミ?
基本的にどの自治体でも粗大ゴミ扱いです。
◯東京都江戸川区
・ペット小屋・解体済み(高さ/幅合計135cm以下):400円
・ペット小屋・解体済み(高さ/幅合計180cm以下):800円
・ペット小屋・解体済み(高さ/幅合計270cm以下):1200円
・ペット小屋・解体済み(高さ/幅合計360cm未満):2000円
・ペット小屋・解体済み(高さ/幅合計360cm以上):2800円
◯大阪府大阪市
手数料一覧にはなく、以下の粗大ごみ料金の基準があります。
・幅/奥行/高さの合計1.5m未満:200円
・幅/奥行/高さの合計1.5m以上2m未満:400円
・幅/奥行/高さの合計2m以上2.5m未満:700円
・幅/奥行/高さの合計2.5m以上:1000円
◯神奈川県横浜市
・ペット小屋:500円
◯愛知県名古屋市
・ペットケージ:500円
・ペットの運搬ケース(キャリー):250円
・犬小屋(90cm角未満):500円
・犬小屋(大):1000円
ペットケージの処分方法・捨て方9個
1. 粗大ゴミで処分する
最も一般的な処分方法が、自治体のルールに則って粗大ゴミに出す手段です。多くの自治体では一辺の長さが30cmを超えると粗大ゴミに分類されるため、ペットケージも当てはまります。
ただし、自治体によっては50cm以上と指定されているケースもあるので、小さめのペットケージを捨てる際は注意しましょう。また、粗大ゴミを出すにあたって、処理券やシール等を購入する必要があります。
2. 解体して一般ゴミで処分する
ペットケージを解体できる場合は、一般ゴミとして処分する方法をおすすめします。
一辺の長さが30cm以内に収まれば一般ゴミに該当するケースが多いので、処分費用をかけたくない方に向いている手段です。
ただし、解体するためにはノコギリやドライバーなどの工具が必要となるため注意して作業しましょう。
また、解体の手間を考えると粗大ゴミで出したほうが早い可能性もあるので、状況に合わせて処分方法を選ぶことが大切です。
3. ゴミ処理施設に持ち込む
粗大ゴミとして処分するのは簡単ですが、一般ゴミと比べて収集日が少ない点がデメリットです。すぐにでも処分したいのであれば、ゴミ処理施設に直接持ち込むとよいでしょう。
ただし、搬入するためにはペットケージを載せられる車両を用意する必要があります。ペットケージはさほど重いものではないですが、安全のために複数人で運んだほうがよいでしょう。
また、搬入のルールは自治体によって異なるので、事前に確認することをおすすめします。
4. 必要な人に譲る
知人や友人にペットを飼い始めた人がいれば、ペットケージを譲ってあげる方法もよいでしょう。特に大きなペットケージは安い買い物ではないため、無料で譲ってもらえれば助かるものです。
ただし、いくら身近な人に譲るとはいえ、状態が悪いものを譲るのは失礼にあたります。また、新しく飼われるペットも快適に過ごせないでしょう。
譲渡する場合は、状態のよいものであることが前提です。その上で、きれいに掃除やメンテナンスをしてから譲りましょう。
5. 動物愛護団体に寄付する
近隣に動物愛護団体がある場合は、ペットケージを必要としている可能性があるため調べてみましょう。自宅では不要だったものが、動物たちの命をサポートする一旦を担うことになるため嬉しい展開といえます。
ただし、すべての動物愛護団体でペットケージを募集しているとは限りません。また、ブランドやサイズ、保管状態が指定されているケースもあるため、事前に確認してから持ち込むことが大切です。
6. リサイクルショップに売る
状態が良いペットケージであれば、リサイクルショップに売るのもよいでしょう。ペットケージは比較的高価なタイプが多いため、状態によっては買い取ってもらえる可能性があります。
特に、新品に近いものや有名ブランドの製品であれば高値がつくことも考えられるでしょう。
ただし、リサイクルショップによってはペットケージの買取に対応していないところもあります。持ち込んでから買取拒否となると無駄足となるので、事前に確認しておきましょう。
7. フリマサイトで売る
フリマサイトを活用してペットケージを売るのもおすすめの方法です。スマートフォンを使って気軽に個人売買ができるシステムであり、多くの利用者が閲覧しているので買い手が見つかる可能性があります。
ただし、譲渡や寄付などと同様に状態が悪いとなかなか買い手が現れません。
また、出品作業から売れた場合の配送まですべて自分で行わなければならない点も注意が必要です。サイズの大きなペットケージは送料も高くなるので留意しましょう。
8. ネットオークションで売る
フリマサイトと同様にスマートフォンで取引できる仕組みのひとつがネットオークションです。フリマアプリの場合は、自分で売値を決めますが、ネットオークションは買い手が値段を決めます。
ペットケージの状態や出品するタイミングによっては、値が競り上がって行く可能性もあるでしょう。思わぬ高値で売れれば、臨時収入になり新しいケージを購入する軍資金としても助かります。
ただし、ネットオークションも出品から発送まで自分で行う必要があるため注意しましょう。
9. 不用品回収業者に引き取ってもらう
譲ったり売ったりできないほど状態が悪いペットケージは、不用品回収業者に引き取ってもらうとよいでしょう。
自治体のゴミ回収とは異なり、依頼したらすぐに引き取りに来てもらえるため便利な方法です。また、ペットケージだけでなく他の不用品の回収も依頼すれば、回収費用が割安になる可能性があります。
そのため、断捨離や実家の整理をしている際にペットケージが出てきた場合は、自分で処分するよりも不用品回収業者に依頼するほうが賢明です。
ペットケージの処分費用
ペットケージを安く処分したいと思う方は、自治体のゴミ回収を利用する方法がいいでしょう。自治体によって処分費用は異なりますが、粗大ゴミの場合500円〜2500円程度が一般的です。大きさによっても異なります。
また、解体する手間を惜しまないのであれば、一般ゴミとして出すとより安く処分できます。指定のゴミ袋に入る大きさになれば、実質無料〜数十円程度で捨てることが可能です。
急ぎで処分する場合は、不用品回収業者を利用しましょう。この場合にかかる費用はペットケージのサイズや業者によって異なります。
大型のペットケージや犬小屋であれば、6,000円程度が相場です。小さめのペットケージを捨てる場合は、3,000〜4,000円程度の費用がかかります。
ペットケージの解体方法は?
ペットケージを解体する際は、はじめに下部に差し込んであるトレーを取り出します。続いて、開閉するために付けられたドアを取り外しましょう。
ドアが外れたら、パネル(柵)同士を固定していたプラスチックのキャップを外し、パネルや天井部分を分解します。
多くの製品で連結部分にはプラスチックのパーツが使われていますが、中には金具で留められているものもあるため、工具を使う場合は十分注意しましょう。
また、木製のペットケージを解体する際は、ノコギリが必要になる可能性があります。
まとめ
今回は、ペットケージの処分方法を解説しました。ペットケージと一括りにしても、製品によってサイズや素材が異なります。自治体で処分する場合は、ルールに則って正しく捨てるように心がけましょう。
また、状態の良いものは次のユーザーに譲るのもおすすめです。ペットケージの状態に合わせて、処分方法を選ぶようにしましょう。