冬場のほっこりとした時間を演出してくれるこたつですが、いざ処分するとなるとサイズも大きく困ってしまいます。また、捨てるタイミングを逸してしまい、倉庫に眠ったままというケースも多いでしょう。
今回は、こたつの捨て方や処分費用、解体方法について解説します。
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目次
こたつは粗大ゴミ?
一般的に、自治体のゴミ回収は30cm以上のサイズになると粗大ゴミに該当します。こたつの多くは30cm以上を超えるため、粗大ゴミとして回収されるケースが多いでしょう。
粗大ゴミを出すときは、自治体によってルールが異なりますが、通例は、粗大ゴミ券を購入して貼り付け、家の前や近くのゴミ収集所へ搬入します。
粗大ゴミとして捨てる場合、自治体のサービスなので、比較的リーズナブルに捨てられるのが特徴です。ただし、自治体のルールに従ってこたつを処分するときは、事前にルールを確認しておくようにしましょう。
こたつの寿命と捨てるタイミング
こたつが不要になったけれど、なかなか捨てるタイミングを掴めずに困っている人も多いでしょう。そこで気になるのがこたつの寿命です。
一般的に、こたつは10年程度で寿命が来ると言われています。ただし、頻繁に利用する場合はさらに早く寿命が来る可能性があるでしょう。また、ヒーターの種類によっても寿命が異なるため、状態を見ながら処分することが大切です。
例えば、温まる力が弱くなった時や、電源が入らなくなった場合などは捨てるタイミングが来ていると考えられます。
そのほか、異音がしたりコードに異常を感じたりした場合は、火災につながる可能性も否めません。その場合は、寿命の目安に達していなくても、速やかに処分もしくは修理するようにしましょう。
こたつの自治体別の捨て方
◯神奈川県横浜市
粗大ごみで、板とセットで回収依頼可能。手数料は500円。
◯埼玉県さいたま市
こたつ板を含み1品扱いで、不燃ごみ。ただし、最大の一辺又は直径が90cm以上2m未満の場合は、粗大ごみ。
◯大阪府大阪市
粗大ごみで、処理手数料は200円。
◯愛知県名古屋市
粗大ごみで、本体と板は別々。それぞれ手数料は250円。
こたつの捨て方・処分方法8個
1. 粗大ゴミで捨てる
最も一般的な処分方法が粗大ゴミです。それぞれの自治体によってルールは異なりますが、先述の通り30cmを超えると粗大ゴミに該当するケースが多いです。
一般的には、粗大ゴミ券を購入して不要になったこたつに貼り付け、指定のゴミ収集箇所へ持ち込む方法です。
2. 自治体のゴミ処理施設に搬入する
粗大ゴミの回収日が待てない場合は、自分でゴミ処理施設に搬入する方法もあります。自治体によってルールが異なりますが、事前に搬入する旨を伝えておくのが一般的でしょう。
ただし、搬入するための車両の手配をする必要があるので、運べる車がない場合は事前に用意しておかなければなりません。
3. 一般ゴミに出す
できるだけリーズナブルに処分したい場合は、分解して一般ゴミに出す手段も良いでしょう。テーブル部分や足、ヒーター、コンセントなどそれぞれのパーツに分ければ、粗大ゴミのサイズ以下に収まります。
ただし、分解した場合は、パーツごとに素材を確認し、自治体のルールに則って仕分けしなければなりません。また、場合によっては工具を必要とするので、注意して作業をするようにしましょう。
4. 家電量販店に引き取ってもらう
古いこたつを処分し、新しいものに買い替える場合は、家電量販の引き取りサービスを利用することも可能です。場合によっては、買い替えをするタイミング以外でも引き取ってもらえるケースがあります。
ただ、買い替え時でも引き取りに対応していないケースもあるので、事前に確認してから処分するようにしましょう。
5. リサイクルショップに売る
まだ使えるけれど処分したい場合は、リサイクルショップに売るのもおすすめです。綺麗な状態のこたつであれば、買取してもらえる可能性もあります。
ただし、状態が悪ければ買取対象外となるので、持ち込む前に状態を確認するようにしましょう。ショップによっては、LINE等で見積もりをしてくれるケースもあるので利用すると便利です。
買取相場金額は以下になりますので、高価買取は難しいでしょう。
<買取相場>
プラスチック製こたつ:数百円
木製のこたつ:500〜2000円程度
6. 不用品回収業者に引き取ってもらう
自分で搬出できない場合やすぐにでも処分したい場合は、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。自宅まで回収に来てもらえるため、梱包や解体、搬出の手間がかかりません。
こたつ以外の不用品とまとめてお願いしたほうがお得なので、まとめて捨てることをおすすめします。
7. フリマサイトに出す
使える状態のこたつであれば、フリマサイトやオークションサイトに出すこともできます。ハイシーズンであれば、思ったよりも高く売れることもあるでしょう。
ただし、出品から梱包、配送まで自分でしなければならないので、手間がかかります。最悪の場合、売れない可能性もあるため、気長に待てる人におすすめの方法です。
8. 知人に譲る
知人や友人の中で、こたつを必要としている人がいれば、譲ってあげるのも良いでしょう。この場合も、ある程度状態が良くなければ、相手を困らせてしまうので注意が必要です。
また、故障があれば火災や事故の原因になるので、必ずチェックしてから譲るようにしましょう。
こたつのホームセンター無料引き取りは可能?
ホームセンターによっては、不要になったこたつを無料で引き取ってくれるケースがあります。しかし、すべてのホームセンターで対応しているわけではないので注意が必要です。
主なホームセンターとして「カインズ」「コメリ」「コーナン」の場合を見ていきましょう。
◯カインズ
カインズでは無料引き取りサービスを行っていますが、こたつは対象外です。
◯コメリ
コメリもこたつは引き取り対象に該当していません。
◯コーナン
コーナンはこたつの無料引き取りに対応しています。ただし、こたつを新たに購入した場合のみとなっており、1点につき1点引き取りなので注意してください。店舗によっては対応していない可能性もあるので、事前に最寄店の情報をチェックすることをおすすめします。
ニトリの家具引き取りサービスは?
ニトリでは、購入した商品と同数量もしくは同容量であれば、家具の引き取りサービスを行っています。しかも、ニトリで購入していない家具でも、ニトリ製品と引き換えであれば、回収してもらえるので大変便利なサービスです。
また、自宅まで配送してもらえ、処分品もそのまま持ち帰ってくれるので、搬入出が難しい場合でも役立つでしょう。
こたつもニトリの引き取りサービスに該当していれば助かりますが、実はこたつを含む家電は引き取り対象外となっています。
その他、組み立て式の家具も引き取り対象外です。残念ですが、こたつを処分する場合は他の手段を活用するようにしましょう。
こたつは家電量販店で回収してくれる?
ホームセンターと同様に、家電量販店でも不用品を回収してくれるケースがあります。主な家電量販店の中から「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」について見ていきましょう。
◯ヤマダ電機
ヤマダ電機では、小型家電リサイクル法の対象品であれば不用品の回収を行っています。電気こたつも小型家電リサイクル法の対象品目に該当しているため、引き取ってもらえる可能性が高いでしょう。ただし、無料ではなく料金がかかるので事前に確認しておく必要があります。また、店舗によっては回収していないこともあるため注意しましょう。
◯ケーズデンキ
ケーズデンキでも、小型家電リサイクル法に該当する製品の引き取りを行なっています。こたつは「中型品目」に該当し、ケーズデンキにおける引き取り料金は1,100円です。
こたつの解体方法
こたつをリーズナブルに処分するのであれば、解体して一般ゴミに出すのが手っ取り早いです。
まず、工具を用意して、テーブル部分と熱源部分を分解しましょう。熱源部分を支える金具も、すべて分解できるケースが多いので、細かく解体すると一般ゴミとして出しやすくなります。また、木部も天板と脚とに分けなければなりません。
自治体によって、一般ゴミとして出せるサイズが異なりますが、30cm以内に分解できれば、問題なく捨てられるでしょう。ただし、電動ノコギリ等を使う必要があるため、慣れていない人は十分注意して作業することが大切です。
こたつの天板の捨て方
こたつを捨てる際に最も問題となるのが天板です。サイズが大きく、素材も様々なので処分方法に困る人が多いでしょう。本体と天板は別になっているケースが多く、捨てる場合も二倍の値段がかかるため、できればお得に処分したいものです。
電動ノコギリなどの工具を持っている場合は、小さくカットして一般ゴミとして捨てるのも一つの方法でしょう。
ただし、無理をすると怪我をする原因にもなりかねないので、難しい場合は無難に粗大ゴミとして処分することをおすすめします。
こたつのコードの捨て方
こたつのコードの捨て方は自治体によって異なります。小型家電回収をしている自治体では、小型家電を回収している拠点で回収している場合もあります。
主な捨て方としては、不燃ごみ、普通ごみなどです。
こたつの処分費用相場
こたつを処分する際に気になるのが、処分費用の相場です。最もリーズナブルに捨てられる方法が、解体して一般ゴミに出す手段でしょう。この場合、他のゴミも一緒に袋に入れれば、かなり安く捨てられます。
また、粗大ゴミに出すのであれば、1,000円程度が相場です。いずれも手間がかかる方法ですが、リーズナブルに捨てられるので、費用重視の人に向いているでしょう。
手間をかけずに捨てるのであれば、不用品回収がマッチしています。不用品回収の場合、こたつの回収料金は3,000〜5,000円程度かかり、サイズによって高くなるのが一般的です。
さらに、単品で引き取ってもらうより、他の不用品と一緒に回収してもらったり、買取もお願いしたりするのがおすすめです。他の不用品と合わせて、パック料金で引き取ってもらいましょう。
まとめ
今回は、こたつの処分方法について解説しました。意外と場所をとる家電であり、処分方法も悩むため、捨てるタイミングを逃している人も多いでしょう。今回の内容を参考にして、お得に処分してください。
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